 |
 |
 |
 |
オートモードは、ゴールデン・チャート社オリジナルの「最適化売買サイン」を用いて売買サインをご提示します。たくさんある銘柄の中から、投資対象銘柄を選び出すというような、投資実務作業に「オートモード」という仕組みを使うわけです。
オートモードで銘柄を選び出したら、次は売買サインをチェックする作業になります。チャート上の売買サインを見ると、「買いサインは最安値で点灯していないし、売りサインも最高値で点灯していないではないか！」と思われる方もいらっしゃるでしょう。株式投資の初心者の方から、同様の質問をたくさん頂戴します。
誰だって、チャートの最安値で買い、最高値で売却したいものです。しかし、それは実現不可能でしょう。なぜならば、「今日が最安値ですよ！」というのはその時にはわからないものです。「最安値更新」というようなニュースは、値を更新したその日に配信されます。そうですね。過去の株価があれば、それまでの株価より安い値をつけたということは容易にわかります。しかし「最安値」というのは、その時にはわからないのです。ですから、「今日が底値でした。明日からどんどん上昇しますのでご安心ください。」というニュースは聞いたことがありませんね。どうしてでしょうか。株価の「最安値」「最高値」というのは、値をつけてから１週間、２週間と時間が経って初めて確認できるのです。何日も経ってから「あの日が最安値だったんだ」とわかるのです。最適化売買サインは、GCVの理論に則り分析を行います。そして、売買サインを点灯させます。最適化売買サインは、私たち人間が考えるものと同じデータをもとにして分析するのです。人間の私たちがわからないものを最適化売買サインが計算して割り出すということはありませんね。つまり「株価の天底予言システム」ではありません。「株価の天底を当ててほしい」という方には、「神頼み」をお奨めします。
「では、どうして株価の天底を当てられるわけじゃないのに売買サインを使うの？」と感じられるかもしれませんね。みなさんは株式投資を行いながら、「なぜ、私が投資すると、途端に私の思惑と逆に株価が動くのだろう！」とか「私は株式の取引をすると１円の株価の動きにも一喜一憂して、恐くて持っていられない」などという悩みはないでしょうか。または、前回までにお話したように「人の意見を参考にするから、いつも高値掴みをしてしまう」など。
「いつも戦略通り売買できる」という方は、とても経験豊かな方か、恐ろしいほどの強運の持ち主かのどちらかではないでしょうか。多くの方が、そうではありません。いつもいろいろな感情に振り回されてしまうものです。何事もそうですが、感情に振り回されると、適切な判断ができませんね。株式投資も同じです。「株価の動きに夢中」になってしまうと、小さな株価の動きに反応しがちです。また、自分自身は冷静に判断しているつもりでも、その行動が裏目に出た時などは、穏やかな感情でいることはできません。投資の実務では、冷静な売買判断を下せなくなるケースが連続するのが現実です。だからこそ、最適化売買サインは強い味方なのです。
最適化売買サインは、システムが分析します。システムは感情を持ちません。よって「なんで買った途端下がったんだよ！！」といった怒りも持たないのです。この冷静さが株式投資には必要なのです。投資家の皆様に支持される理由がここにあるのです。淡々と売買をこなし、利益を確定しては反対売買をしたり、または結果的に損切りになる時は、ポジションを切り替えて新たなチャンスに賭けるというわけです。株価の波を乗りこなし、その時に応じて冷静にサインを点灯させるのが、最適化売買サインなのです。
最適化売買サインは、相場で迷い続ける私たち投資家の、強い味方と言えるのではないでしょうか。
(2014/2/28更新)