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GCVを銘柄ごとに「最適化」するメリット

株価チャートを見てみると、ローソク足の外にも情報が記載されています。ゴールデン・チャート社のチャートであれば、GCV（ゴールデンチャートベクトル）のタイミング指標が表示されています。これまでは一定の周期で表示するのが一般的でした。一度「このチャートの見方」を見て記憶してしまえば、サービスの変更でもない限り、再度確認する必要はありませんでした。例えば、GC HELLO TREND MASTER^®の日足の基本チャートに描かれている移動平均線は、赤色が25日、緑色が75日です。この設定をご自身で変えない限り、いつもこの周期でチャートが描画されます。しかし、私たちは、GCVにおいてこの基本的な概念を自ら覆してしまいました。従来は、全チャート一律にGCVの周期を固定して表示していたのですがそれをやめて、全銘柄それぞれの株価の動きにあった周期を採用したのです。もちろん基本の周期でご覧になりたいというお客様もいらっしゃいますから、「GC HELLO TREND MASTER^®」、「GC OPTICAST～投資で暮らそう～」では、基本周期の設定も残しています。しかし、ゴールデン・チャートスタッフがぜひお客様にオススメしたいのは基本設定ではなく、チャート上にサインが点灯する「最適化売買サイン、シグナルチャート」なのです。指標を銘柄毎に最適化し、チャート上に「買い」「売り」のサインが点灯するというサービスなのです。

私たちは、GCV（ゴールデンチャートベクトル）を独自に開発しました。しかし、チャートを研究すればするほど、一律の指標で全てのチャートを計るのは難しいことだと感じたのです。そんな万能なものさしはないのだと。そこで、全銘柄を分析し、それぞれのチャートに合った周期を割り出したのでした。株価の動きというのは、いくつかに分類されます。例えば、１割の値動きは当たり前のような銘柄もあれば、数百円の銘柄なのに1円幅で動いているようなものもあります。まったく値のつかない銘柄もあります。他にも、時間軸で見ると株価の動きがまったく異なるという銘柄もあります。例えば東京電力は、東日本大震災で株価が大暴落しました。これに対し、きちりは「タニタ食堂」が話題になり、株価が大暴騰しました。このように、ある時を境にして、株価の動きがそれまでとはまったく異なる形になるという銘柄もあるのです。株価は常に同じ動きをしてはくれません。そこで、時間軸による考え方も取り入れなければならなくなります。その結果、私たちゴールデン・チャート社は、研究を重ねて、現在の最適化売買サインを作り上げたのです。しかしながら、株価の動きによっては、「合う銘柄」「合わない銘柄」が出てきてしまいます。私たちもより多くの銘柄に合わせたいと考えていますが、100%合わせるというのは大変難しいものです。ですから「好パフォーマンス銘柄のリストからお選びください」と、当コーナーでもお奨めしているのです。

もちろん、私たちは今のサインに満足しているわけではありません。改善すべき点を洗い出し、少しでも良い成績が出るようにとシステムの改良を続けています。そして、将来はさらに優れたサインをご提供していくつもりでおります。

(2012/7/6更新)

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