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売買サインと決算発表

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私たち投資家にとって「業績が良い」ということは、投資対象の銘柄を選ぶ上で重要な要素となっています。最近の業績が良く、企業の体質も良好で、更には配当や優待もある銘柄……。こんな優等生なら「この銘柄の将来に投資をしたい」とたくさんの個人投資家が長期保有した時代もありました。優良な銘柄を長期に保有していれば、徐々に株価が上昇し、10年20年という時間の経過とともに大きな資産となった時代もありました。そして、なによりありがたかったのは、ファンダメンタルズが良好な銘柄であれば、たとえ目先の思惑がはずれて株価が買値を割り込んでしまったりしても、時間とともに、やがて株価が上昇してきて、その後はずっと評価益状態に復帰できるまでになるという期待が持てたことです。下手な売買を繰り返すより、じっと優良銘柄を持ち続ける方がはるかに有効な資産運用だったのです。したがって、証券会社のアナリストも、業績良好な優良株を的確に探し出すことに全力を注いだものです。




日本経済の高度成長に陰りが見え始めると、長期保有一辺倒の投資では利益が出せなくなってきました。そこで、銘柄選びをファンダメンタルズ分析で行い、売買タイミングをテクニカル分析で捉えられるという対応が試されます。それまで、株価分析で売買を繰り返すことが、投資家の間では愚連隊扱いされて蔑(さげす)まれていたテクニカルアナリストの地位も、少しだけ認められるようになりました。いくら業績が良くても、投資家に人気がない銘柄もありました。業績が悪いのに、なぜか、めちゃくちゃに商いが集中して暴騰する銘柄もあったのです。それらの銘柄でも、即座に反応してわけ隔てなく売買の示唆ができる技術に、優位性がないはずがありません。将軍様まで米相場のチャートを記録していたと伝えられるほど、テクニカル分析の歴史は意外に古いのです。

業績や作柄をリサーチして、株価の将来をまことしやかに予言し、見事にはずすファンダメンタルアナリストの失態をよそに、テクニカルアナリストの仕事は、先物やオプションなど、ヘッジ商いが主流のデリバティブ取引の時代になってますます、トレーディングの主流へと、地位を固めたのです。

いつ回復するかも知れない経済の状況。成熟化社会の日本経済の先行きは、暗い見通しばかりです。そんな憂鬱な相場展開でも、買いシグナルも売りシグナルも提示できて、しかも、売りでも買いでもいい結果を出せる分析手法。それがテクニカル分析なのです。

最近は、業績発表によって、あまり知られていないマイナーな企業に注目が集まることもあります。歴史が浅い企業がプロ野球チームを買収する話題があったり、経験が長い投資家にも、なかなか簡単には受け入れがたい注目材料に悩まされます。そんな中でも、テクニカルでサインを確認すれば、その話題の企業に売りサインが点灯していたら、何も悩む必要はありません。まずは売りを仕掛けるアクションを起こしてみましょう。みんなの期待とは全く逆のスタンスで利益をとることができるかもしれません。ちなみに、いつも勝ち続ける投資家はマイノリティーな少数派でもあります。




(2012/5/25更新)


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