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私たちゴールデン・チャート社のスタッフにとって、最適化売買サインを語らずに業務を終える日はないと言っても過言ではありません。独自に開発した指標ですから、磨きを掛け続けます。
もちろん、ファンダメンタルズ分析をこれまで得意とされていた方は「苦手だな」と思われるかもしれませんね。私たちはチャートを専門とする会社ですが、テクニカル分析をお客様に強要する気はありません。ご自身の納得する方法で投資するのが一番と考えます。そのため、弊社ではチャート情報だけでなく、ファンダメンタルズ情報も徹底的にフォローしてアップデートしています。業界で著名な執筆陣が担当するコラムなども、参考にしていただけるはずです。データで独自の判断をされ、プロの読みと比較して戦略を練られれば、理想的な投資判断が得られるはずです。ご自身で分析して得られた利益ほど、嬉しいものはありませんから。
しかし、「簡単に投資したいな」や「よくわからないから、何かに支えられながら投資したい」という方もいらっしゃいます。投資の教科書通りの手法で利益が得られるくらいなら、投資家は全員大金持ちになれます。しかし現実はそうではありません。「投資の教科書と真逆じゃない！」というような結末は日常茶飯事です。納得できない非道がまかり通るのは、政治や経済だけではありません。投資の世界でも非常識極まりない結末が当たり前のように降ってくるのです。更に「相場」という世界は、私たち個人投資家と機関投資家などのプロ集団が同じ土俵で戦うのです。プロと呼ばれる人の中には、権力者にすり寄って、営業力だけで巨額のファンドを構えるものもいれば、常に零細投資家の救済に奔走し、わずかな成功報酬で頑張り続ける「赤ひげ先生」のような賢人もいます。個人投資家となれば、ほとんど全員が違う個性の持ち主です。そんな複雑なモチベーションで構成された市場で、いったい、何に頼って投資をしたらいいのでしょう。統計計算を徹底して繰り返すデータベースを背景に、売買サインを紡ぎ出したチャートこそが、そんな混沌とした市場の動きを的確にとらえる。私たちはそう確信してＧＣの暖簾を守ってきました。やはり「株価の動き」は「チャートに聞く」のが一番ですからね。
「最適化売買サイン」は「過去の成績が一番いい銘柄を選ぶ」というのが成功への近道です。「私の大好きな銘柄は最適化売買サインがまったく合わないけど、売買タイミングを自分で捉えるのは苦手だからサインに従うか……」という使い方はやめてください。私たちゴールデン・チャート社はそのような利用方法を推奨してはいません。むしろ禁止している使い方です。「まず銘柄ありき」では、その銘柄へのこだわりは投資ではなく、趣味の領域に入ってしまいます。趣味は利益を求めるものではなく、醍醐味に享楽を求める世界です。利益を求めるのであるなら、なによりも「パフォーマンスありき」で貫いていただきたいのです。
日常生活においても、いくら良いものを手に入れても、使い方を間違えると大変なことが起こってしまいます。ハサミはいろいろなものを切るには便利ですが、コンセントを抜く梃子に使うと、とても危険です。道具は使い方を間違えると命取りになりかねません。最適化売買サインも同じです。正しいルールに基づいてお使いください。
(2013/4/5更新)