2010年の任天堂のチャートをご覧ください。１月４日の大発会から、11月30日までのチャートです。４月に高値をつけ、その後どんどん下がっています。もし、1月4日に買い、11月30日まで持ち続けていたとしましょう。その場合、どれだけのリターンを得ることができたのでしょうか。株価でいうと430円の上昇でした。そのため、もし最低単位を買ったとしたら、430円×100株＝43000円の利益という結果になりました。
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どのように売買したのかを検証してみましょう。今回は、中長期の投資スタンスということで週足チャートを活用しました。まず、最適化売買サインは、四半期に一度周期の見直しを行います。それぞれの見直し前の周期に応じたチャートをご覧いただきましょう。３月までは、GCVの周期が23週、平均７週で、４月からは22週、平均５週でした。この銘柄については、10月からも４月からと同じ周期でしたので、今回は２つのチャートを用いてご説明しましょう。ご覧いただいた通り、サインがそれぞれ点灯しています。１月にＢサインをつけました。その後、最適化売買サインの周期が変わり、５月にＳサインが点灯、そして９月にＢサイン、10月にＳサイン、11月にＢサインが点灯しました。週足チャートですから、毎週金曜にサインが確定します。そのサインをチェックし、翌週寄り付き成り行きで売買すると、444,000円のリターンが得られたというわけなのです（手数料などは含めず）。今回はドテン売買を活用しました。ですから、売買回数は全部で４回です。そして勝率は50%となりました。
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持ち続けることでは得られなかったリターンを、最適化売買サインで実現することができたわけです。
(2011/1/7更新)