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私たちは日常的に多くの企業と接するものです。朝起きて、朝食を取ります。食卓には、様々な企業が提供する食品が並びます。「牛乳とパンとサラダだけ」というシンプルな食事でも、乳製品を加工・販売する企業、パンを製造・販売する企業、ドレッシング等の調味料を製造・販売する企業、そしてその流通に関わる企業などのサービスを受けています。それらはスーパーマーケット等の企業から購入することになります。もちろん、食器も必要ですし、パンを焼くには電気も必要です。食べる前に手を洗わなければなりません。食卓に付くまでにも、食器を作る企業、電力会社、衛生関連の商品を提供する企業等の商品に触れます。「朝食を取る」という行為だけでも、背景に何十社という企業が絡んでいます。上場企業もあれば、非上場企業もあります。そして個人消費者が知る企業もあれば、企業相手にしか取引しないために、一般的に知られていない企業もあります。
株式市場には3500社以上の企業が上場しています。投資のプロならば、多くの企業の名前と業種がわかります。しかし、一般的な投資家はそうそう知るものではありません。小売業やサービスなど、日常生活に関連するサービスを提供している企業の名前ならばよく耳にしますが、それらは上場企業から見ると限られています。日常生活でなじみの薄い企業の中に、「企業の設備機器を専門に作っている会社」などがあったりします。仮に、その企業が世界シェアNo1であり、世界中の業界人には当たり前の企業だとしても、聞いたことのない人にとっては「何をしている企業？」と思うものです。
オートモードで銘柄を選ぶと、そのような銘柄にも多く遭遇するでしょう。「今日買いの銘柄」という視点で探すわけですから、「全部知らない銘柄」ということも時にはあります。決して珍しいことではありません。そのような時、「知らない銘柄ばかりだからなんだか不安。だから今日は何もやらない。」という判断もあるかもしれませんね。本当にそれでいいのでしょうか？
わからない場合は、まずは調べてみましょう。GC HELLO TREND MASTER®は、企業情報も掲載しています。その企業は、もしかしてあなたは知らないかもしれませんが「××分野においては業界NO.1」ということもあるでしょう。まずはここを見てみましょう。ここでは、決算情報も確認できます。知らない企業でも、業績が安定していることが確認できれば「これは大丈夫かな」と、安心できますね。
オートモードは、株価の動きで銘柄を分析します。そして、損益等の情報をもとに銘柄をランキングしていきます。決して「企業の知名度」等では分析しません。株式投資は、「日本全国の人が誰でも知っている企業に投資すれば必ず成功する」などということはありません。もしそんな法則があれば、株式投資はもっと容易でしょう。しかし、そうではありません。ゴールデン・チャート社でも、そのような情報はご用意していません。
投資の第一目的は、買値と売値の差益をいかに多く取るかです。つまり、株価が大きく動く銘柄に投資するのが一番効率的なのです。例えば１日１％しか動かない銘柄と、１０％も動く銘柄があるとしましょう。１％の動きで大きな利幅を取るのは難しいですね。だからこそ「動く銘柄」が注目されるのです。
株式投資で値が動く銘柄と、「有名企業ランキング」は違います。初めのうちは、見慣れない銘柄名に、少し不安を感じることがあるかもしれません。しかし、株式投資での銘柄選びのルールは、必ずしも「知っている企業＝投資対象銘柄」ではないと頭の中に入れておくといいのではないでしょうか。「この銘柄は初めて見る名前だ！」と思ったら、企業情報や業績も合わせてご確認ください。
(2014/7/4更新)