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今回からオートモードStep3/4の画面を見て行きましょう。
投資家の皆様が一番知りたいこと、それは「銘柄」ですね。お待たせしました。ここでは、あなたが選んだ条件に基づいた銘柄がズラリと出てきます。私たち投資家は有望銘柄のリストを見るのがなんとも嬉しいものです。これまでのStep1/4、2/4は設定画面でしたから、少し興奮気味になるのではないでしょうか。
さて、ここでも銘柄を絞り込むことができます。これまでの設定画面とは異なり、あなたならではの様々なアイデアを盛り込んで、最終リストにしてください。
その前に大切なことを確認しましょう。あなたはStep1/4で投資資金を入力する際に、どのような考えで設定したでしょうか。「１銘柄20万円で5銘柄」とお考えでしたら、Step3/4でまず5銘柄くらいを目安に探したいものですね。「20万円以下」といっても、中には１銘柄1万円以下のものもあります。そういうものを選んだ場合は、もう少し銘柄の数を増やすことも可能かもしれません。しかし、「20万円くらいで5銘柄」という条件なのに、「あれもいいなぁ、これもいいなぁ、気になる銘柄が20銘柄もあるんだけど……。投資資金は300万円ないと投資できない……」というのでは、現実と離れ過ぎています。まずは、あなたの投資資金と相談しながら、どれくらいの銘柄を選ぶのか考えましょう。おそらく、オートモードのユーザー様は、チャートで最終的な判断をなさる方ばかりでしょう。投資対象銘柄が５銘柄としても、リストにはいくらか多めに登録して、最終の投資決定でふるい落とすことになるでしょう。
オートモードは、ポートフォリオを簡単に作ることができるシステムです。ここで銘柄をセットしてしまえば、あなたの投資資金にあったポートフォリオが作成され、その後は売買のアラートも出てきます。一般的には、ノウハウがないとポートフォリオの作成は難しいものですが、オートモードがあれば、ノウハウは要りません。また、複数銘柄を選択することで、自然と分散投資を行うことができ、リスク回避にもつながっています。銘柄一つ一つの売買に集中しても、最適化をどんなに厳しくしても、サインは外れるときははずれます。複数の銘柄でポートフォリオを組むことで、当たり外れの精度を保つことができるのです。
時には、「A銘柄には良い思い出はないからイヤだ。B銘柄は過去大損したからイヤだ。C銘柄はあまり出来高のない銘柄だからイヤだ。」など、ポートフォリオに組み込みたくない銘柄ばかり出てくることもあるでしょう。そのような時には、無理にポートフォリオに組み込む必要はありません。今回は、お好みの銘柄だけで作成し、残りの資金は別の時に活用するというのも一法でしょう。
オートモードはシステムです。あなたが「この内容で投資しようとは思わない」という結果が出てしまった場合は、何度でもやり直してください。しかし、何回試しても、お好みの銘柄が出ない日もあります。オートモードは最適化売買サインで分析しています。株価の動きをGCV（ゴールデンチャートベクトル）で捉えています。あなたが「今買いの銘柄を探したい！」と思った日の相場が高値圏だった場合……、どうでしょうか。最適化売買サインは売り点灯ばかりで、あまり買い点灯がないと言えるでしょう。そういう日に、「買い銘柄を見つけるんだ！」と意気込んでも、なかなか出会えないものです。そういう時はしばらく待っていましょう。「何もしないで見ているだけ」というのも、すごく重要な投資行為なのです。むしろ、投資を執行してしまえば、あとは見るだけ、ほかに労力はかかりませんよ。
私たちの一般常識の世界ではこんな格言があります。「思い立ったが吉日」。思案ばかりして先延ししていると、いつまでたっても結果はでませんからね。しかし、投資の世界の常識はちがいます。思い立ったら即売買では、資金はたちまち消えていくでしょう。タイミングを捉えることとは、待たされる、止められる、好みでない銘柄とも付き合わされることなのです。あなたが「タイミングを待つ」のではありませんよ。オートモードがあなたを「待たせてくれる」のです。オートモードって、実はすごい投資介助ロボなんです。
(2013/11/15更新)