 |
 |
 |
 |
世の中見渡すと、株式投資の世界に限らず「複雑なサービスからは、高度な情報を得ることができ、簡単サービスからはレベルの低い情報しか得られない」という傾向があります。確かにそうですね。意図的に企業が戦略として差別化を行っている場合もあります。「入門用」として低機能なサービスを開発して、安価に提供する企業戦略を展開する会社もあります。私たちは、このような形に慣れてしまったがゆえに、簡単なものに対して、あまり高いレベルを期待しなくなりました。オートモードも同様に捉えられている方もいらっしゃるかもしれません。「市場や業種だけ条件を入れて銘柄が出てきても、ろくなものが出てくるわけないよ」と……。確かに世の中の常識に当てはめるとそのように考えられるかもしれません。しかし、ゴールデン・チャート社のオートモードは違います。私たちは本気なのです。
まず、オートモードが、ゴールデン・チャート社の上位商品である「GC HELLO TREND MASTER®」の機能の一部であることに注目してください。そうなんです。証券マンや玄人投資家が活用するソフトの機能として搭載されているのです。操作が簡単だからといって、子どもダマシの機能を付けるわけにはいきません。
投資家の皆様の条件設定はカンタンですが、その背後でオートモードは何をしているのかということを前回ご説明いたしました。オートモードは、皆さんがStep1/4で入力した条件をもとに、最適化売買サインで分析したデータにアクセスして仕事をしているのです。この最適化売買サインこそが、売買成績が良い銘柄だけを抽出できるエッセンスです。ゴールデン・チャート社の30年のノウハウがデータベースに蓄積されており、ダイレクトに好成績銘柄にアクセスしていただけます。チャートに売買シミュレーションの成績が掲載されているサービスを、このお値段で提供している会社、他にありますか。オートモードの本気度がお分かりいただけるのではないでしょうか。
さて、Step1/4の登録が終了し、オートモードが分析を開始すると、投資家の皆様の前には、Step2/4が表示されます。ここには勝率・変化率で作られた「4×4」の16の升目が並んでいます。この枠のどこを選ぶかで、この先出てくる銘柄が差別化されます。16の升目にそれぞれ数字が表示されています。これはその枠に該当する銘柄数です。どの枠に何銘柄以上入るという決まりはありません。条件設定次第で銘柄数が増減します。また分析する日によっても銘柄数は変わります。もちろん、その銘柄数は、すべて、選ばれた成績の良い銘柄です。今日は勝率を見て行きましょう。
この表では、勝率は横軸に表示されています。50%〜100%という幅です。そしてこの間は4つの枠に分けられています。勝率50%というと2回の売買で1回利益が得られるということですね。さて、あなたならどこにチェックしますか？
「私はカンペキ主義だから100%以外に興味はない」や「システムなんだから100%を追求する」と、厳しい条件を突きつける方もいらっしゃるでしょう。しかし、それは勝ちを逃すアイデアですね。せっかくお金を払って使っているシステムです。高確率を狙っていきたいのは当然のことです。しかし、考えてみてください。誰にも明日の株価はわからないのです。未来がわかる人が、人より先に投資して儲けようとしないのでしょうか？ 未来が本当はわからないから、自分が投資をするより、「信ずる者は救われる」「それにはお金を払ってくださいな」と、情報で儲ける方がはるかに儲かるからでしょう。わたしたち、ゴールデン・チャート社は「未来がわかる」とも「今度のサインも当たる」とも言っていません。「過去の成績が良いものに投資をする。そのことで、あてずっぽうな投資より成績が良くなる」と主張しています。私たちのシステムは預言者ではありません。
よくシステムに対して「当たった」「外れた」とおっしゃる方がいらっしゃいます。仮に「サイン通りの売買で、損切りしたとしても、それは『ハズレ』ではないか」とお考えなのでしょう。そうですね。確かに損切りは損を出すのですから、明らかに「失敗売買」です。しかし、誰にもはっきりとは見えないのが株価の未来です。投資は「失敗と成功」を味わいながら、最終的に「資産運用」という仕事を成し遂げるものです。リスクを最小に、リターンを最大にして、その差を実現することで結果が出るのです。そうなんです。オートモードの仕事は、このリスクとリターンの理想的な実現をすることなのです。利益と共に手仕舞った資金を別の銘柄に投資し、そこでさらに利益を得る。時には、損をして手仕舞って、次の銘柄で挽回ということもあります。この繰り返しを「淡々」とアシストして、どこまでもマーケットの動きに追従し、投資の成功へと導いていきます。
例えば、あなたの保有銘柄が5年の塩漬けに耐えて、その後に大幅に上昇し10年後に買値の3倍になり手仕舞ったとしましょう。長い苦しみと忍耐の末にようやく手に入れた「成功」ではあります。しかし、ここで、二つの偉業を成し遂げているのです。株価が下がってもあきらめなかったことと、やがて、買値を回復し、３倍の水準になるまで、平然と保有し続けたことです。どちらかと言えば、大やられを耐える「塩漬け」はだれにでもできるものです。しかし、大幅な損失に耐えられた人でも、その逆の「大儲け」は持っていられません。あなたが、もう保有株のことを忘れてしまって、見ていなかったら、なんと、いつの間にか３倍に……なんてことはあるかもしれません。たいていの投資家は、採算ラインを株価が越えたあたりから、「やっとプラスだ。でも、またマイナスになるのではないか」そんな心理が働いて、いてもたってもいられなくなるものです。「利益があるうちに売りたい。その結果、相場のギャラリーをやってしまうと、わずかな利益回復で売却してしまうことになります。３倍になった株をまだ持っている。そんな人がいたら「天才」です。
さて、どのような戦略で勝率を考えましょうか。「比較的高めが良い」というのであれば、右側の方の選択肢をお選びください。この項目は複数項目選択することが可能です。よって一番右と右から２つ目を選択するというのも一法かもしれません。また、「短期投資でコツコツ」というのであれば、勝率にあまりこだわることもないでしょう。「コツコツ」戦略は、「反対に行ってしまった！」とわかった時に切るということが重要になります。そういう場合は、勝率が低めの一番左と左から２番目を選択するのもいいかもしれません。
とはいえ、銘柄数が「0」の枠に対して「選択するかしないか」を悩んでも、仕方ないことでしょう。候補となる銘柄がない場合は、選択しても銘柄は出てきません。その場合、「0」の項目は検討の対象外として扱いましょう。つまり、あなたの希望する勝率の項目には銘柄が該当しないとお考えください。他の項目を選択するか、条件を変更して分析しなおすなど、少し工夫が必要になります。
(2013/11/1更新)