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[第20回] チャートが教えてくれる 〜ボックスの理論〜
2010/9/24更新 
 
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チャート分析には、トレンド分析、指標による分析など様々な手法があります。しかしながら、これらの情報は、直近1週間のローソク足だけ見ていてもなかなかうまくいかないものです。もちろん目先の情報を知るには直近のローソク足がないといけません。しかし、過去からのつながりで現在の株価が成り立つわけですから、過去のデータも重要なのは言うまでもありません。

過去データから知るもっとも重要な情報の1つ、それは「上場来高値」と言えるのではないでしょうか。上場来高値とは、上場して以来の一番高い値です。これをいつつけたのかをまずは把握しておきたいものです。そして直近の株価と見比べ、現在はどの水準にあるのかも把握します。上場来高値に迫っているのであれば、一つの節目が上場来高値そのものとなります。その株価を抜けるかどうかで、株価が更に上に行くのかどうか判断の分かれ目になります。



この情報を知るには、当然ながら過去の情報を把握する必要がありますね。上場来高値が80年代だとすると、月足チャートでしか見ることができないでしょう。もちろん、80年代も株式分割などのデータ修正が整備された月足チャートを表示してチェックしてみましょう。目先は日足チャートで、全体を見るには週足や月足チャートでというように使い分けるのです。




チャート全体を見ると、他にも見えてくるものがあります。ある一定のレンジ幅で動いている銘柄もあります。例えば高値が2,000円、安値が800円という間で株価が推移するというものです。このような銘柄の場合は、高値が1万円になるということや安値が50円になるというのは考えにくいものです。多少の誤差はあるものの、たいていの場合は、2,000円と800円の間で推移すると考えていいはずです。ダンスのボックスステップのように、元に戻ってくる繰り返しの値動きに投資するので「ボックスの理論」などとよばれます。株価が往来する周期によって、日足でも、週足でも利用することが出来るでしょう。月足では、長年ボックスの状態が継続していることを確認するために使いましょう。




投資しようとする銘柄の値動きの本質を知るためには、週足や月足チャートなど、いろいろなケースに合わせて活用すると良いでしょう。また期間も分析内容に応じて表示を変える必要があるでしょう。GC OPTICASTでは、上部の「日足」「週足」「月足」でチャートの足を切り替えることができます。また掲載する期間は、上部にある1から5を選んで変更することが可能です。1にすると長期間のローソク足が、5にすると短期間の足が表示されます。








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