何時の時代も玄人はチャートをめくりながら戦略を練る　[第8回]新興市場の銘柄分析はシルバーチャート誌

　ゴールデン・チャート社が発刊するチャート誌の中に、週足集が２種類あります。１つは、一番需要のある「週刊ゴールデンチャート全銘柄週足集」です。もう１つが「週刊シルバーチャート」です。黒い表紙の本です。「週刊シルバーチャート」は、２部・新興市場の銘柄を中心に掲載したチャート誌です。「週刊ゴールデンチャート全銘柄週足集」に、新興市場の銘柄は掲載されていますが、こちらの本では東証１部銘柄をメインに掲載しているため、新興市場銘柄のチャートは小さくなっています。そこで、新興市場や２部を中心に投資されている方向けに「週刊シルバーチャート」を発刊したというわけなのです。このチャート誌も、週刊ゴールデンチャート全銘柄週足集同様に週１回の発売となっています。新興市場のチャート誌を毎週発刊しているのは、日本でゴールデン・チャート社ただ１社しかありません。

　「手堅く投資したい」という方は、東証１部銘柄を選択するのですが、「値動きの軽い銘柄に投資したいと」という方は、新興市場を好まれるのです。新興市場と聞くと、ライブドアショックなど不祥事が相次ぐ印象が強く、値動きがいくら大きいとは言え、危険過ぎて近寄りたくないという方もいらっしゃるでしょう。株式投資の失敗を「半値八掛け二割引き」などと揶揄（やゆ）されますが、新興銘柄を塩漬けしたままにしていたら、ほとんど「ゼロ」になってしまった、などということもありました。しかし、シルバーチャートに掲載されている銘柄には、みなさんがよく知る銘柄もあります。「え？この企業は東証１部ではなかったの？」というような銘柄もあるのです。しかも、値動き抜群で、チャレンジに値すること請け合いです。他にも、ライブドアショック以降の下げに耐え、現在では株価が見事に上昇しているという銘柄も少なくありません。

新興市場の値動きの軽さは、やはり東証１部銘柄にはない魅力ではないでしょうか。下げる時も大きいが上げる時も大きいというのが、新興市場銘柄です。リスクが大きい分、リターンも大きい――。安定的な投資ばかりではなく、ハイリスクハイリターン投資を行ってみたいという方には、やはり今も新興市場銘柄は魅力的なのではないでしょうか。その時に役立つもの、それが「週刊シルバーチャート」です。

シルバーチャートがあれば、個別銘柄の最新の株価チャート分析はもとより、業績情報、ニュース、最適化売買サインなどご覧いただくことができます。シルバーチャート１冊あれば、新興市場の投資のすべてをまかなえるのです。

シルバーチャートで分析し、これから上昇期待のある銘柄を探しませんか。

※「週刊シルバーチャート」は2011年３月26日発売号を持ちまして休刊とさせていただきました。なお、値動きの激しい小型株の情報は日々チェックして万全を期したいものです。そのため、チャート・業績情報などを詳細にチェックできる株式分析ソフト「GC HELLO TREND MASTER®」や、テクニカル＆ファンダメンタルズの有望銘柄リストが充実している「GC OPTICAST ～投資で暮らそう～」などのご利用をオススメします。

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