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2010/10/8更新
[第4回] 日足集、月足集を使うタイミングとは?
 
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 前回、チャート誌で一番ポピュラーなもの、それが「週足集」だというお話をしました。今回は、日足集や月足集のオススメの活用方法についてお話をしましょう。




 日足集は、日足のローソク足が描画されたチャート誌です。そして月足集は、月足のローソク足が描画されたものなのです。日足集は毎週1回発売し、月足は毎月1回発売となります。日足集は1週間分、すなわち原則5本のローソク足が毎回追加されますが、月足集は、毎回1本の足が追加されます。このように、本により掲載される情報はもちろん発売日まで異なるのです。







日足集は主に信用取引でレバレッジを効かせる投資を含め、短期売買を目的とされている方に適したチャート誌です。目先の動きに機敏に反応して短期的にコツコツとリターンを得たいという方に最適です。一方、月足チャートは、長期投資をしたいという方に向けた情報です。株主になって、企業の成長そのものに投資したいという方がこれに該当するでしょう。目先でコツコツ取るか、じっくりと保有し続けるかは、あなたの投資に対する考え方次第です。もちろん、信用でジックリ長期に相場を張ると言う方もありますから、どちらが正解というようなことはありません。小刻みに投資することが確実と考えるか、長期にドッシリ構える方が確実とするか、あなたなら、どちらを選びますか?





ゴールデン・チャート社のチャート誌には、GCVという指標を銘柄ごとに最適化し、ゴールデンクロスには「買いサイン」をデッドクロスには「売りサイン」を点灯させた売買サインを掲載しています。このサインは、全誌に掲載されています。もちろん、日足集、月足集にもあります。売買サインによるパフォーマンスも掲載しています。チャートの左下をご覧ください。ここにその詳細が記載されています。






しかし、全銘柄にこのパフォーマンス表がついているわけではありません。ない銘柄もあります。実は、GCVによる最適化サインは、「合う銘柄」「合わない銘柄」があります。株価の推移と指標がマッチするものと、まったく合わないものがあるのです。指標で株価の上げ下げのサイクルを計るわけですが、株価自体があまりにもランダムに動いてしまうと、やはり指標で捉えるには限界があります。そこで、パフォーマンスの良い物だけに詳細を掲載しています。よって、パフォーマンス表記のある銘柄は「指標によるシステマチックな売買で成果が出しやすいと考えられる銘柄」と捉えていただき、ない銘柄は「指標が使えない」銘柄と考えていただくと良いでしょう。パフォーマンスがないからといって「分析していない銘柄」というわけではありません。最適化してみると、指標が機能する限界も見えてくるのです。GCVの特性をご理解の上、パフォーマンスの情報をご覧ください。




※「月刊ゴールデンチャート全銘柄月足集」は2011年4月29日発売の5月号を持ちまして休刊とさせていただきました。今後は、上場銘柄の最新の日・週・月足チャートを網羅しているうえ、最新の業績情報なども詳細にチェックできる株式分析ソフト「GC HELLO TREND MASTER(R)」や、テクニカル&ファンダメンタルズの有望銘柄リストが充実している「GC OPTICAST 〜投資で暮らそう〜」などのご利用をオススメします。

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