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2010/10/1更新
[第3回] 一番人気は「週足チャート」
 
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 チャート誌は、日足集、週足集、月足集と、足の形により本が分かれています。実際書店に行って悩むのが「どの本を買うべきか?」ではないでしょうか。ジーッと悩んでいると、いきなり隣に人が来て、迷わず週足チャートを手に取りレジに行かれる……そんな場面に遭遇したことはありませんか。




 チャート誌の中で一番ポピュラーなもの、それは全銘柄週足集です。チャート誌を取り扱うどこの書店でも、週足チャートが一番たくさん積まれているはずです。先に述べたように、何の迷いもなく、週足チャートを手に取りレジに行かれる方がいらっしゃるのです。







 週足集のチャートは、1週間のローソク足が1本記載されます。日足集は、1週間に5本掲載されます。「週足集はたった一本の新しい足が書き加えられているだけ。日足の方が新しい足が何本も書き込まれていて、こちらの方が変化が大きいのではないか」と思われるかもしれません。ですが、情報というものは、「新しいものがより多く掲載されていれば良い」というものではありません。使用目的に応じたものを選ぶのが大切なのです。もちろん、各誌とも、それぞれの巻頭の特集記事や決算スケジュール、決算数値などが、毎週最新のものに更新されます。実際は、ローソク足1本だけが追加されるのではないのです。それぞれのチャートに必要なデータがことごとく更新されて掲載されています。




さて、それでは、なぜ、週足チャートが最もポピュラーなのでしょう?それは、買って売るという売買が完結する期間、――これを投資スタンスと言いますが――そのスタンスの長さが投資家様一人一人まちまちなのですが、ほとんどの投資家のそれが週足のうねりにフィットしているという事情があるようです。現物で2割から3割、上手くいくなら2倍程度のリターンを期待するという方が平均的なのです。



それでは、週足チャートを使った活用法をご紹介しましょう。週足チャートとは、中長期戦略に適したチャートです。これは、個人投資家の方がじっくりと相場に臨むのに最適なツールだと言えるでしょう。メインとなる週足チャートでトレンドを把握します。この週足チャートの中に窓があって、日足の情報も掲載されています。右上をご覧ください。直近1カ月半ほどの日足チャートをご覧いただくことができます。これを見ながら売買タイミングを細かく捉えていただくことができます。週足チャート1冊あれば、将来を分析しつつ、直近に行うべき売買判断も確認することができるのです。





 ゴールデン・チャート社では、紙媒体以外にもiPadでご覧いただくことができる週足チャート集をご用意しています。こちらは、東証1部銘柄のみ掲載ですが、業界初の試みです。電子書籍のチャート誌もぜひご活用ください。




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