何時の時代も玄人はチャートをめくりながら戦略を練る

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2010/9/17更新
[第1回] チャート誌は、今の時代も根強い人気である
 
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 ゴールデン・チャート社には、創業以来約30年間、変わらず続けているサービスがあります。それが株価チャートを本にした「チャート誌」です。株価チャート誌といえば、「厚くて重い」というイメージがあるという方もいらっしゃるでしょう。毎週、電話帳ほどの厚さの本を印刷し、お届けしています。創業時は、もっと薄いものでした。しかし、経済の成長とともに、上場する銘柄が増え、現在の厚さになったというわけです。


そして今や、インターネットでリアルタイム株価を刻々とチェックすることができる時代です。しかし、どうしてそういう時代にチャート誌が根強い人気となり残っているのでしょうか。



 株価の動きは、目先ばかり見ていると大きな流れを見落としてしまいます。仮に今日、勢いよく株価が上昇していたとしても、その銘柄の大きなトレンドが下降トレンドであれば「短期上昇」と警戒した上で、相場に臨まなければなりません。



 例えば、大型連休で大混雑した高速道路にあなたがいたとしましょう。その渋滞が1kmか30kmであなたの渋滞に対する意識は変わるものではないでしょうか。短いということが分かれば、「あと少しのガマン」と割り切れます。いつになったら抜けられるか、見当もつかないくらい長い距離となれば、覚悟して渋滞に臨むことでしょう。ご自身の前だけ見ていても覚悟は決まりません。投資も非常によく似たところがあります。目先だけ見ていては、正しい判断が下せないのです。これまでの株価推移を把握し、将来を予測するのに役立つもの、それがチャート誌なのです。



チャート誌は、両面見開きでおおむね4銘柄〜6銘柄ほどのチャートを同時に見ることができます。注目銘柄を探し出すには、先入観を捨てて、たくさんのチャートを比較してみることも有効な手段です。コード順に掲載されていますから、同業種をパッとひとまとめで見るのも一法でしょう。同業種がすべて同じ株価の推移をたどるとは限りません。ある1銘柄だけ上昇している場合、逆に下降している場合もあります。先行して動いた銘柄に追随する次の銘柄を探してみるのはいかがでしょう。たくさんのチャートを縦覧できるという特徴こそ、チャートトレンドの分析に欠かせない機能です。ぱらぱらめくれるチャート誌にまさるものはないのです。




 ゴールデン・チャート社では、iPadでチャート誌を見る電子書籍もご用意しています。こちらでも、チャート誌を見開きで見るかのようにチャートを表示することができます。紙媒体でも、電子媒体でも、ゴールデンチャートなら同様の分析を行うことが可能です。



今話題のiPadでもチャート分析を行うことができるなんて、これほど便利なことはないですね。


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