「ランキング」機能、「リアルタイム株価・板」機能、「画面設定」機能、「銘柄検索ツール」機能の強化と財務新指標(PSR、PCFR)を追加
2018/7/17(火)に下記の各機能の強化と財務指標に「PSR(株価売上高倍率)」と「PCFR(株価キャッシュフロー倍率)」を追加いたしました。
(1)「ランキング」機能へ項目を追加
・窓空け上放れ
・窓空け下放れ
(2)「リアルタイム・板」機能へ指数銘柄を追加
・149:マザーズ指数
・152:旧TOPIX
・153:JPX日経400指数
・191:JASDAQ指数
・301:2部株価指数
・801:日経JASDAQ平均
・802:J-Stock Index
・809:JASDAQ INDEX S
・810:JASDAQ INDEX G
(3)「画面設定」機能の項目を1画面100指標まで拡大
(4)「銘柄検索ツール」機能で検索結果項目の表示/非表示指定を追加
(5)財務指標に株価指標(PSR、PCFR)の追加
・「企業業績情報」画面で情報の閲覧が可能に
・「銘柄検索ツール」機能の検索項目を追加
(1)「ランキング」機能へ項目を追加
銘柄検索ツールは、細かくいろいろな分析ができますが、分析するための検索条件が必要になります。 ランキング機能は銘柄検索ツールの縮小版でボタン1つでカンタンに検索を行うことができます。 そのランキング機能に「窓空け上放れ」「窓空け下放れ」が追加されました。2つともに毎日確認しておきたい情報です。
今回追加された項目
・窓空け上放れ
・窓空け下放れ
@「ツール」から「ランキング」をクリック
A項目の中に、「窓空け上放れ」「窓空け下放れ」が追加された
(例)「窓空け上放れ」銘柄(日足)を抽出
トップへ戻る
(2)「リアルタイム・板」機能へ指数銘柄を追加
「リアルタイム株価・板」機能でご覧いただける指数に以下の指数を追加いたしました。どれも投資を行うにおいて重要な指数です。
・149:マザーズ指数
・152:旧TOPIX
・153:JPX日経400指数
・191:JASDAQ指数
・301:2部株価指数
・801:日経JASDAQ平均
・802:J-Stock Index
・809:JASDAQ INDEX S
・810:JASDAQ INDEX G
(例)149:マザーズ指数で「リアルタイム株価・板」画面を表示
トップへ戻る
(3)「画面設定」機能の項目を1画面100指標まで拡大
「画面設定」機能でご利用いただけるテクニカル指標の数を100指標まで追加しました。例えばロウソク足と残り99個を移動平均にすることもできます。表示できるテクニカル指標の数が増えたことで、分析の幅が広がります。
@「ツール」から「画面設定」をクリック
A画面設定で登録できる最大数が20から100へ増えた
(例)ロウソク足と2日〜99日移動平均線を引いた場合
トップへ戻る
(4)「銘柄検索ツール」機能で検索結果項目の表示/非表示指定を追加
検索結果の表示列を非表示に指定できるようになりました。検索条件が多いと、結果画面に非常に多くの項目が表示されます。そのため、スクロールをしなければ重要な数値が見れなくなってしまいます。検索条件を作成時にあらかじめ結果画面には出さなくても良い行を非表示にすることで、結果画面を整理でき、重要な数値のみをご覧いただけます。プリンターに印刷する際も重要な数値のみ印刷可能になります。
(例)3期連続売上税引増益
@検索条件を登録する「条件一覧」画面で各条件をクリック
A「条件設定」画面で「結果数値表示」のチェックを外す
B必要な部分だけ「表示」に〇が残るようにする
C検索結果画面に「表示」に〇を付けた項目のみ表示される
もし、全ての検索項目を表示した場合の検索結果画面は、7項目全て表示されます。
条件に該当した銘柄をグループに登録してご利用いただく場合は、「表示」を触る必要はありません。印刷して使用したり、結果画面で表示された数値を見ながら分析される場合は、予め必要な項目だけ表示されるように設定した方が良いと思います。お客様の用途に合わせてご使用ください。
トップへ戻る
(5)財務指標に株価指標(PSR、PCFR)の追加
「企業業績情報」画面でご覧いただける情報の中にPSR(株価売上高倍率)とPCFR(株価キャッシュフロー倍率)が追加されました。
銘柄検索ツールでもPSRとPCFR(「単独実績PSR」「単独予想PSR」「連結実績PSR」「連結予想PSR」)で分析可能です。
割高・割安な企業を探し出す指標としてご活用ください。
・「企業業績情報」画面で情報の閲覧が可能
・「銘柄検索ツール」機能の検索項目を追加
PSRについて
「PSR」は株価売上高倍率とも呼ばれ、企業の価値を売上高との関係から見た指標で、
企業の時価総額を年間売上高で割ったものをいいます。
PSR(株価売上高倍率)=<時価総額>÷<売上高>
PSRは、売上高と比べて時価総額がどれだけ大きくなっているか測る指標で、
株価が割高か割安か判断するのに使われることがあります。
例えば、成長期待の高い小型株でPSRがきわめて高くなることがあります。売上高がまだ小さいが、
成長に対する期待で投資家がどんどん株を買い上げて行くと、時価総額が大きくなり、PSRも高くなります。
PSRが20倍を超えている銘柄は、株価が割高で売り候補となると考えられます。
PSRが低い業績不振の製造業大型株の場合、先行き業績回復が期待できるならば、買い候補と考えられます。
製造業の大型株で、PSRが0.5倍を割れているものなどを割安として考えます。
一般にPSRは、売上高が増加することが株主価値の増加につながる可能性のある
「新興成長企業の株価水準の妥当性」を見る際に活用されることが多いです。
例えば、売上高が同等の二社を比較する場合、この倍率が高い銘柄ほど株価は割高と
いうことになります。
総合的な判断をする際には、従来の株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、
株主資本利益率(ROE)などと併用した方がよいでしょう。
PCFRについて
「PCFR」は株価キャッシュフロー倍率と呼ばれ、株価が割安かどうかを判断する際に参考にする指標の一つです。
1株当たりのキャッシュフロー(税引き後利益+減価償却費)の何倍まで株価が買われているかということを示します。
PCFR = 株価 ÷ 1株あたりキャッシュフロー
(1株当たりキャッシュフロー=キャッシュフロー÷発行済株式数で算出)
減価償却方法の異なる企業を比較可能とすることから、国ごとに異なる会計制度の影響を受けにくい指標として、
企業の国際比較などに用いられることが多くなっています。
PCFRの倍率が高いほど株価が割高、低いほど割安とされます。
PER(株価収益率)と同様に、「何倍以上なら割高」といった基準はなく、投資判断を行なう場合は
同業他社や業種平均のPCFR、その銘柄の過去のPCFR、市場全体のPCFRなどと比較をするのが一般的です。
キャッシュフローは税引き後利益に減価償却費を加えたものなので、設備投資を行なうとキャッシュフローは増加し、
そのためPCFRの値が低くなります。 設備投資を活発に行なっている企業は、それだけ将来の成長に期待がかかります。
PCFRには企業の成長性が織り込まれているともいえます。
ただし、PCFRは単独で投資判断に使うのではなく、PERなど他の指標と併用することが必要です。
活発な設備投資は、将来的な業績への好影響を約束するものではありません。
また、巨額な投資が利益を圧迫する可能性も考慮しておく必要があります。
トップへ戻る
|