2010年2月5日(金)
ライブラリはこちら

本日の東京市場ポイント
前日の日経平均 10355.98(▼48.35) (2/4)

シカゴ日経平均先物 10065(▼400) (2/4)

昨日の東京市場、日経平均株価は軟調だった。相場の雰囲気を悪化させたのは、やはり7203 トヨタが値を下げたことであった。リコール問題に加え、プリウスの不具合なども懸念材料となり、同社株が売られたほか、主なグループ株が総じて軟調に推移した。トヨタグループが値を崩す展開となり、投資家の様子見ムードを助長した。一時は7267 ホンダの株価がトヨタの株価を上回る逆転現象が話題となったことは、昨日のマーケットを象徴する出来事となっている。ただ、下値では押し目買いも入っているもようで、下げ幅はそれほど大きく広がってはいない。

そのトヨタも、昨日の決算発表では10/3期予想の上方修正を発表。最終損益は800億円の黒字に浮上する見通しになった。本日は、増額修正を受けてトヨタが反発できるか否かが注目されることになろう。ただ、品質問題はトヨタを象徴するブランドである「プリウス」にも波及しつつあり、上方修正が素直に好感されるかは微妙な情勢で、見極めが必要。いずれにせよ、トヨタ情勢は依然として不透明であり、引き続き警戒が必要と思われる。同社の株価が相場の雰囲気を左右する公算が大きいため、まずは本日もトヨタの株価動向に注目したい。

また、昨日の米国市場が急落したことも圧迫材料となる可能性がある。昨日の米国市場は欧州の債務問題などが嫌気されたほか、米失業保険申請件数が増加したことなどを嫌気する格好となった。NYダウは前日比268ドル安と、大幅な値下がりとなっており、不安心理を引きずれば本日の東京市場も軟調なスタートとなる公算が大きい。しかも、昨日の米国市場では円・ドル相場が89円台まで円が上昇するなど、急速な円高方向に振れた。円高傾向が続けば、輸出株に対する圧迫材料となる公算も大きく、この点にも留意したいところ。

本日も3月期決算企業の第3四半期決算発表が継続することから、業績発表に一喜一憂する流れも継続しよう。個別の業績内容には継続して注意を払いたい。また、今週末は米雇用統計の発表を控えており、注目を集めている。雇用統計を控えていることや、週末要因で手控えムードが強まる可能性があり、この点も考慮したい要素といえよう。

前日のNY市場
前日のNYダウ 10002.18 (▼268.37)(2/4)

昨日の米国市場、NYダウは下げ幅が約268ドルの大幅安となった。ギリシャ、ポルトガル、スペインなどの財政赤字などに対する懸念が広がったほか、これを受けた欧州株安などを嫌気する格好に。また、米新規失業保険申請件数が市場の予想以上に悪い内容となったことも景気に対する警戒感を刺激したようだ。個別ではシティ・グループやバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースなどの金融株や、アルコアなど資源関連など幅広い銘柄が売りに押されている。

前日のナスダック市場
前日のナスダック指数 2125.43 (▼65.48) (2/4)

ハイテク株の多いナスダック総合指数も軟調だった。個別では堅調な09年11月−10年1月期決算を発表したシスコシステムズが値を上げた一方、インテル、マイクロソフト、アマゾン・コム、ヤフー、デル・コンピュータなど、主要株が総じて軟調な展開に。

Copyright(c)株式会社ゴールデン・チャート社
無断で複写、複製、転載、テープ化、ファイルに落とすことを禁じます。
ご投資の最終決定はご自身の判断でなされるようお願いいたします。