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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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本日の東京市場、日経平均株価は2日続落した。寄り付きの日経平均株価は9348.60円、終値は9459.08円(▼19.45)。NYダウが反落したほか、福島原発における敷地内の土壌からプルトニウムが検出されるなど、原発事故の深刻化も警戒され、幅広い銘柄に売りが先行して始まった。また、本日は3月期末の権利落ち日となっており、配当落ち(日経平均での市場予想は約85円程度)の影響も出たようだ。日経平均は軟調にスタートしたものの、一時は先物主導で下げ渋りプラス圏に浮上する場面も見られた。しかし、原発などの問題が山積みで上値を買い上がる動きも出ず、日経平均は再びマイナス圏に沈む一進一退の値動きに。TOPIXも反落した。東証1部の出来高は約29.21億株、売買代金は約1兆7416億円。東証1部における値上がり銘柄数は705、値下がり銘柄数は865。小型株指数は、2部指数、JASDAQ平均がそれぞれ値を下げた一方、マザーズ指数が値を上げた。 第3四半期の好調な決算を発表した<4825>ウェザーニュ(1770△95)が4日続伸。<8907>フージャース(2万5550△1380)は、11/3通期見通しを上方修正したことから、5日ぶりに反発した。東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは開園可能な状態との発表を好感し、<4661>OLCが値を上げた(6370△200)。<3623>ビリングシス(東マ 9万8400△2800)は、500株(発行済み株式の3.2%)・5000万円を上限とする自社株取得を発表し、4日ぶりに好反発。米国子会社による鉱山開発の再開を発表した<2684>ジパングHD(Jス 1055△150S高)は、業績拡大の期待感から大幅高に。<6997>日本ケミコン(391△46)は、一部証券会社による投資判断の格上げを受け、大幅高で2日続伸した。<4564>オンコセラピー(東マ 16万7700△2万400)は、<4528>小野薬品(大1 4035▼15)にがん治療薬の独占的な製造・販売権を供与との発表を好感。 <9501>東京電力(566▼130S安)は、一時的な国有案が政府内に浮上しているとの報道を受け、処分売りを浴びてストップ安に。また、<9502>中部電力(1917▼45)や<9503>関西電力(1869▼79)など、他の電力株も軒並み安い。多くの3月期決算企業が配当権利落ちとなるなかで、好利回りイメージの<4502>武田(3870▼85)などが値を下げている。<7203>トヨタ自動車(3255▼40)、<6502>東芝(391▼6)、<1605>国際帝石(62万8000▼1万1000)、<8058>三菱商事(2278▼33)、<8316>三井住友FG(2623▼77)、<8750>第一生命(11万8400▼6500)など、幅広い銘柄が売られた。<4925>ハーバー研究所(Jス 2420▼180)は、11/3通期の利益予想を大幅に下方修正し、失望感から売りが膨らむ展開に。 小型株市場の太陽電池関連や海外拠点企業に注目! 福島第1原発の敷地内で猛毒のプルトニウムが検出されたことから、これを嫌気する動きが強まったが、売り一巡後は上海株高やユーロ高・円安を好感した買いが優勢になり、日経平均株価は下げ幅を縮めた。日経平均株価で約85円程度とみられる配当落ち分はカバーした格好に。 ただし、<9501>東京電力(566▼130S安)は一時的な国有化の見方も出てきたように、もうすでに過去の東京電力ではない。山一證券やJALなどの経営破たんなどとは比較にならない被害をもたらした、一企業としてはおそらく日本史上、空前の不祥事であり、先行きがほとんど見えないというのが辛いところ。東北の避難所でじっと耐えている人々の我慢も限界に近いものがあろう。一刻も早く人間らしい日常の生活を回復していただきたいと願うばかりである。 さて、東京市場も不透明感が強いが、テーマとしては"復興""新エネルギー"などが継続的に注目されている。加えて、海外に生産拠点を置き、地震の被害や海外の市場の損壊から免れた銘柄などは総じて堅調だ。本日は小型株市場からそんな銘柄を取り上げてみた。 <6255>エヌ・ピー・シー(東マ 2053△267)は太陽電池モジュールの製造装置で世界トップの企業。昨年9月には独マイヤー社を買収するなど、拡大路線を歩んでいる。11/8期は主力の太陽電池製造装置の受注残が豊富。買収した独社も売り上げや営業益の上乗せに貢献し、経常は大幅回復見通しに。09/8期の1株益179円台には及ばないものの、今期は77円台予想が見込まれている。8月には松山工場の拡張を完了する計画で、製造装置の生産能力を75%増強して受注急増への対応を急ぐ。株価は15日安値1070円から急反発し、本日は2000円台に到達。原発事故を契機に急速に注目を集めている。昨年10月高値1930円を突破し、チャート的にも強気展開が期待できそうなパターンとなってきた。売買単位は100株。太陽電池用シリコンウエハーを手掛ける<6890>フェローテック(Jス 1855△125)も人気化局面となっている。ただいずれも過熱感は否定できず、ここからはアヤ押し狙いから、短期勝負が妥当という感もあるが。 <6284>日精エー・エス・ビー機械(Jス 711▼1)はPETボトルなど食品や飲料容器成形機の世界的メーカー。海外売上比率は91%に及ぶ典型的な外需系企業である。11/9期は新興国を中心に海外での需要が旺盛。欧米も回復軌道に。円高傾向は逆風だが、全体の40%を生産するインド・ルピー安でカバーし、経常は前期比29.9%増の24億8000万円が見込まれる。今回の震災でPETボトル成形機の特需も発生しそうだ。株価は急落後、急反発に転じ、2月高値786円を突破してきた。700円絡みでのPERは6倍台と割安。中期的には06年1月高値950円を目指す展開か。9月期末一括で20円配実施の見通しである。 |
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