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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は大幅高で2日続伸した。寄り付きの日経平均株価は9059.04円、終値は9050.47円(△123.93)。米国内総生産(GDP)の持ち直しなどを好感し、前日のNYダウが大幅続伸した流れを引き継ぎ、日本株も買いが先行。主力株を中心に軒並み高く、ほぼ全面高で始まった。ただ、円ドル相場が戦後最高値を連日で更新したほか、主要企業の決算発表をにらみ、買い一巡後は様子見ムードが広がった。週末による手控えもあり、その後は上げ幅を縮小する展開となっている。ただ、日経平均は約2カ月ぶりに回復した9000円台をキープして取引を終了している。TOPIXも大幅高で2日続伸。東証1部の出来高は約21.63億株、売買代金は約1兆4934億円。東証1部における値上がり銘柄数は933、値下がり銘柄数は602。小型株指数は、2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数がそれぞれ値を上げた。 <5108>ブリヂストン(1858△29)、<6758>ソニー(1709△59)、<7203>トヨタ自動車(2632△48)といった国際優良株の一角が値を上げた。<1605>国際帝石(54万1000△1万1000)、<4188>三菱ケミカル(498△10)、<5411>JFEHD(1546△77)、<8058>三菱商事(1659△22)など、幅広い銘柄に買いが先行。<8316>三井住友FG(2253△19)や、<8604>野村HD(316△7)、<8750>第一生命(9万3500△2600)といった金融株の一角も高い。<7731>ニコン(1757△44)は11/9中間期の業績予想を上方修正し、5日続伸した。11/9中間期の好決算を発表した<9984>ソフトバンク(2655△205)は、大幅高で2日続伸。一方、12/3通期見通しを減額修正した<6301>コマツ(2023△107)だが、1600万株(発行済み株式の1.65%)・300億円を上限とする自社株を取得し、取得全株を消却すると併せて発表したことを好材料視され、同社株は6日続伸した。<6632>JVCケンウッド(319△30)は、12/3期予想の上方修正を好感し、大幅高に。 <6857>アドバンテスト(923▼8)、<7729>東京精密(1482▼38)といった半導体関連の一角がさえない。ハイテク絡みでは<5214>日本電気硝子(724▼34)、<6762>TDK(3310▼105)なども軟調。<3893>日本製紙G本社(1786▼50)など紙・パルプの主力や、<9531>東京ガス(336▼3)、<9502>中部電力(1431▼17)、<9531>東京ガス(336▼3)といった電力・ガスの主力などが売られた。12/3通期の見通しを下方修正した<6645>オムロン(1740▼110)や<6971>京セラ(6950▼250)は、それぞれ悪材料を嫌気し反落。<7733>オリンパス(1217▼138)は、証券取引等監視委員会が調査を開始したと一部で報じられ、大幅安で急反落した。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は下げ止まってきた25日移動平均線を下値サポートに、28日には9000円台を回復してきた。10月5日のザラ場安値8343.01円を直近の安値に、ソーサー型(お皿型)の底練りが完成しつつあるとも想像される。8−9月の戻り高値圏である9100円絡みを突破してくれば、"底入れ確認!"との感触が高まりそうだ。 10月に入っても上値の重い動きが継続していたTOPIXも日経平均株価をキャッチアップする動きに。24日には101.6%まで反発した25日ベースの騰落レシオ(ハローコード<0188>)は100%前後での推移が続く。 ただ、日経平均株価は7月8日の戻り高値1万137円(終値ベース)から4カ月弱の日柄調整となったが、そんな観点ではもう1カ月程度は強弱感が対立する可能性はありそうだ。7月高値からの期日は来年1月8日。その1カ月前から期日向かいとすれば、12月初旬からの買い向かいというシナリオも考えられるところだが。 NT倍率(日経平均株価÷TOPIX・コード<0139>)は2000年当時の水準まで上昇し、日経平均採用銘柄が相対的に優位であるのは事実。このところのリバウンドが目覚しい銘柄は、<1605>国際石油開発帝石、<6301>コマツ、<6305>日立建機、<6103>オークマ、<6135>牧野フライス製作所、<6501>日立製作所、<6503>三菱電機、<6586>マキタ、<6594>日本電産、<6954>ファナック、<8001>伊藤忠商事、<8035>東京エレクトロン、<8801>三井不動産、<8802>三菱地所……等々が挙げられる。業界を代表する多くの外需系銘柄が10月に入って底入れ傾向を示していることに気が付く。円高に加えて、タイの大洪水が響いた自動車株も多くの銘柄がジリ高商状に転じてきた。ボーイング関連の<3402>東レも底堅い動きに転じている。これら主力グループは、自律反発の域は出ない可能性はあるが、しばらくは流れに乗ってみるところかもしれない。 一方で上値が重くなってきたのが、これまで堅調な株価チャートを描いてきた食品、医薬品、ドラッグストアや生活日用品関連など。<4452>花王は中間期経常益などが予想よりもわずかに減額して着地したことが嫌気されて、26日には96円の大幅急落に。<2802>味の素は7月高値1014円以降、上値の重い展開が続く。<4502>武田薬品工業は25日に3510円の年初来安値を示現している。円高メリットが好感され9月30日には年初来高値440円まで買われた<3861>王子製紙も400円を割る場面もあった。<9989>サンドラッグは上値切り下げ型のチャートに。 規模別株価指数もこれまで優位にあった小型株指数(コード<0204>)が9月30日の高値以降、上値切り下げ型となっている反面、劣勢にあった大型株指数(コード<0202>)は10月5日安値から底堅い値動きとなっていることも、足元での物色の矛先の変化が表面化した動きと認識できそうだ。 よって、日経平均株価がザラ場安値をつけた10月5日前後を境に、物色傾向に大きな変化が出てきたとみられる。これまで強かった銘柄は利益確定し、国際優良株を中心とした業界トップ級にシフトするという作戦も意識されよう。このまま順調に日経平均株価が上値を追って行くようであれば、それが実現する可能性が高くなりそうだ。ただ、先述したように、日柄調整が今ひとつといったところでもあり、疑心暗鬼の中で基本的には平均株価はボックスでの動きが続く公算もあろう。しかし、それでも物色傾向の変化を見極めていくことは非常に重要なことであろう。ディフェンシブ系と外需系の強弱感には絶えず気を配っていきたいところ。 今週も大量に発表される中間決算の数字に一喜一憂する展開だろうが、新潟県地盤のホームセンター大手で、26日には通期経常益予想などを増額修正した<8218>コメリは、この発表を契機に株価は高値圏から一旦大幅安となる場面が見られた。復興関連として好業績が自明と思われるような銘柄の決算発表が、むしろ売り場となったわけだ。逆に考えれば、海外株式市場が底堅い展開となれば、円高などで減額修正した外需系銘柄は拾い場となる場合も出てくるか? 名実ともに11月相場に突入するが、2000年から昨年までの月足陰陽線で勝敗分けすると5勝6敗と、ほぼ五分の月である。ちなみに12月は7勝3敗と勝率が高くなってくる。だが翌年1月は3勝9敗と悪くなる。この経験則に基づけば、しばらくは強弱感が対立するというイメージを抱ける。そこで春高相場への下地ができるという中期的なシナリオを描くこともできよう。 今週は3日(木)が文化の日で休場。米国では2日(水)にADP全米雇用報告が、4日(金)に10月の雇用統計が発表され、これを受けた米国株価の動向が注目されるところ。 (S.F) |
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