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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は上げ幅約223円の大幅高で反発した。前日の米国市場が一部経済指標を好感する格好で値を上げたことが追い風となっている。さらに、日銀が追加の金融緩和を検討と報じられたことで、円安への期待感が膨らんだ面も大きい。日経平均は後場に入ってからも堅調な値動きが継続した。TOPIXも反発。東証1部の出来高は約17.47億株、売買代金は約1兆2710億円。東証1部の値上がり銘柄数は1459、値下がり銘柄数は128と上げが優勢に。小型株の指数は、2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数がそれぞれ値を上げている。 <6758>ソニー(3205△105)、<7751>キヤノン(3890△125)、<6954>ファナック(8890△250)など、輸出主力が値を上げた。輸出株では<7203>トヨタもしっかり(3395△20)。<6749>マスプロ電工は10/3期予想の上方修正を好感し、一時897円まで急騰した(856△56)。<9101>郵船(336△9)、<9104>商船三井(605△23)など海運株も堅調。<8801>三井不(1493△39)、<8802>菱地所(1409△40)といった不動産株や、<4689>ヤフー(3万4150△1050)など、輸出以外の内需株にも値を上げている銘柄が多い。10/2期の好業績観測が報じられた<7611>ハイデイ日高が堅調(987△11)。 <3811>ビットアイルは09年8月−10年1月期が順調な営業増益となり、ストップ高まで急騰(大へ 7万5000△1万S高)。<3041>ビューティ花壇は、1500株(発行済み株式の6.38%)・6750万円を上限とする自社株買いを好感(東マ 3万9000△5300)。本日東証マザーズに新規上場した<2196>エスクリは公募価格650円を上回る1001円の初値を付けたが、その後は上げ幅を縮小(東マ 702円 初値1001円 公募価格650円)。 11/1期の最終赤字見通しを嫌気し、<9900>サガミチェーンが値を下げた(472▼2)。このほか、輸出株が総じて値を上げるなか、<6502>東芝(446△1)、<6141>森精機(大1 970▼1)などが流れに乗り切れず、上値の重い展開。<9501>東電(2467▼15)、<9502>中部電(2385▼2)など、電力株の上値も重い。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は月足陰線となった2月相場を経て、1万300円の攻防となる小動きの3月第1週の相場展開となった。1万200円前後は25日・75日移動平均線が交錯するポイントでもある。25日移動平均線は下落中で、75日線はほぼ横バイが続く。2月26日ザラ場安値1万85.13円を割り込むか否かが短期的には重要な攻防となりそう。ただし200日移動平均線は1万40円台(3月4日時点)で上昇中であり、長期トレンドとしては1万円大台からの下値不安は乏しいと考えることもできる。事実、2月9日に今年に入っての最安値9867.39円を示現し、一時、大台を割ったが深押しはなかった。TOPIXも900ポイントをはさんでの、日経平均株価とほぼ同様の値動きとなっている。 NT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は1月中旬以降、11倍台前半での小動きが続いていることから、どちらのインデックスが優位との感触はほとんどない。これは円高傾向(コード<0320>)の継続で、日経225種採用の国際優良株が総じておとなしい展開を強いられているということもあろう。<7203>トヨタ自動車は1月下旬から2月4日までの急落の後は、底値圏とはいえ3000円台前半での保ち合いに。<6758>ソニーも2900−3200円台の高値圏でのボックスが継続中。1月15日までは破竹の勢いの相場が続いた<6594>日本電産も8400−9000円での高値保ち合いが続く。円高傾向が続く限りは、外需系銘柄の上値追いは厳しいところだろう。 ただし、今週末12日はメジャーSQが控えており、この前後が一昨年からの変化点となってきたという経験則がある。昨年は3月10日に7054円の安値を示現後、6月12日高値1万135円までの上昇トレンドを描いた。値幅で3080円程度、率にして約44%の上昇となったわけだ。5月のゴールデン・ウィークにかけての株高習性は広く知られていることだろう。そんな観点で3月第2週の相場で拾っていくのも一策か。 日経225種採用の業界トップ級としては、<2002>日清製粉グループ本社、<3402>東レ、<3861>王子製紙、<4005>住友化学、<4188>三菱ケミカルホールディングス、<4911>資生堂、<4502>武田薬品、<5001>新日本石油、<5201>旭硝子、<5401>新日本製鉄、<5713>住友金属鉱山、<5802>住友電気工業、<6113>アマダ、<6301>コマツ、<6503>三菱電機、<6752>パナソニック、<7203>トヨタ自動車、<7751>キヤノン、<4543>テルモ、<7011>三菱重工業、<8031>三井物産、<8058>三菱商事、<8802>三菱地所、<9104>商船三井……などが挙げられよう。内需・外需、様々ではあるが、基本的にはアジアなどの新興国で市場を開拓できる優良株の相対的優位性は継続するものとみたい。全体相場が反発となれば、これら銘柄群がけん引役となりそうだ。 また、2月26日時点の三市場の信用倍率は金額ベース(コード<0408>・週ベース)で2.20倍と前の週比で0.03ポイントの上昇。株数ベース(コード<0405>・週ベース)では2.84倍と2月5日のピーク3.07倍から下降傾向が続く。昨年4月以降、減少傾向が続いていた株数ベースの売り残(コード<0404>・週ベース)が増加傾向となってきたことが株数ベースの倍率低下の背景にはあるようだ。一方で金額ベースの売り残(コード<0407>・週ベース)は前の週比で減少ことから、低位株の売り残が増加傾向にあると想像される。信用買い残が増えた低位株などは基本的に見送りが無難か。 加えて、4月1日に東証に上場してくる第一生命保険も次第に意識されてこよう。ブックビル期間は9日(月)−18日(木)、公募価格決定は19日(金)となっている。目論見書に記載された想定発行価格15万円で試算した時価総額は1兆5000万円となる。株主数も150万人程度と想定される大型上場である。1987年に上場した<9432>NTT以来の大型上場となる。保険セクターでは<8766>東京海上ホールディングスに次ぐ2番目の規模となる見込みとなっている。 機関投資家などはインデックス運用の観点から第一生命保険株を組み入れる必要が出てくるため、保険や金融セクターの上位銘柄などは換金売りが出てくる公算がある。実際に<8306>三菱UFJフィナンシャルグループなど銀行トップ級の銘柄群は2月から上値の重い展開となっている。仮に想定発行価格15万円で初値となっても、その後の値動きで評価益が出るか、評価損が出るかで、市場全体のムードが変わってくる可能性もある。3月中旬以降から4月上旬にかけて、この第一生命保険の動向に左右される部分が大きくなりそうだ。第一生命保険の上場を考慮すると、相場の強弱感がはっきりするのは4月初旬にずれ込むという可能性も否定はできない。 日経平均株価が一進一退となる中で、JASDAQ平均株価(コード<0801>)が2日に今年の最高値を更新してくるなど、市場エネルギーが盛り上がらない中で資金の矛先が割安・好業績の小型株に向かっていることも注目点だろう。東証1部市場の連結予想平均PER(コード<0170>)が31倍程度であるのに対して、JASDAQ市場の平均PER(コード<0169>)は約20倍である。3月年末度一括での配当実施銘柄が多いのも小型株市場の特徴であり、配当取りという観点からも妙味が高まる時節である。 JASDAQ市場の好業績でPER割安銘柄を以下、いくつか挙げてみると、中古厨房機器販売の<2751>テンボスバスターズ、UVインキに強い<4636>T&K TOKA、首都圏で分譲マンションを展開する<8887>リベレステなどがある。また現在、株価が水準訂正中と思われるものには、業務用マヨネーズ等の<2915>ケンコーマヨネーズ、大型ペットボトルの成形機などを手掛ける<6284>日精エー・エス・ビー機械、そして観光土産用お菓子メーカーで3月年度末の株式分割などを発表した<2222>寿スピリッツなどが快調展開となっている。ただし、配当取りという観点のみであれば、そろそろ利食いも意識されるところではないか。 配当取りという観点では、昨年の<9501>東京電力は3月12日に2325円まで急落した後、そこから権利付き最終日であった3月25日まで2620円まで反発。そしてその後は4月21日安値2300円までの調整となった。SQ後の堅調相場から配当権利取りまでが堅調相場であった昨年の東京電力の株価動向であった。 今週は国内では10日(水)に機械受注(1月)、11日(木)にGDP(10−12月・2次速報)などが発表される。米国では週末5日の雇用統計、そして12日(金)の小売り売上高などが注目されよう。 (S.F) |
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