OptiCast トップ
2010年1月5日
ライブラリはこちら

相場概況
日経平均 10681.83円 (△27.04) TOPIX 919.57 (△3.82)
◎出来高 21.05億株 売買代金 14656.6億円
◎売買単価 696.13円 (△147.71) 単純平均 248.41円 (△0.54)
◎値上がり銘柄数(速報) 792銘柄 (▼322) 値下がり銘柄数(速報) 715銘柄 (△281)
新高値銘柄数(速報) 38銘柄 (△30) 新安値銘柄数(速報) 2銘柄 (▼1)
東証2部指数 2074.42 (△3.25) 日経JQ平均 1180.71 (△0.51)
NYダウ 10583.96ドル (△155.91) ナスダック指数 2308.42 (△39.27)・4日
円相場 93.04円 ・1/4
■出来た株(東1):
8411みずほFG 8306三菱UFJFG 6501日立製作所 9205日本航空JAL
■主な値上がり銘柄(東1):
2453JBR (7.3万△ 1万) 7456松田産業 (1810△ 141)
1412チャイナボーチ(2.03万△1800) 6135牧野フライス ( 383△ 29)
8572アコム (1484△ 118) 8574プロミス ( 760△ 55)
主な値上がり銘柄(東1)300円未満:
8515アイフル ( 132△ 8) 8111ゴールドウイン( 179△ 9)
5701日本軽金属 ( 87△ 5) 1890東洋建設 ( 43△ 2)
1805飛島建設 ( 19△ 1) 8350みちのく銀行 ( 174△ 8)
主な値上がり銘柄(東1)300〜1000円以内:
6135牧野フライス ( 383△ 29) 6921東光電気 ( 588△ 40)
8574プロミス ( 760△ 55) 5016新日鉱HD ( 429△ 29)
5001新日本石油 ( 465△ 32) 7238曙ブレーキ工業( 495△ 26)
主な値上がり銘柄(東1)1000円以上:
2453JBR (7.3万△ 1万) 7456松田産業 (1810△ 141)
1412チャイナボーチ(2.03万△1800) 2127日本M&A (37.45万△2.6万)
8572アコム (1484△ 118) 6665エルピーダ (1608△ 100)
■主な値下がり銘柄(東1):
8689エイゴン ( 527▼ 184) 4295フェイス (1.005万▼ 750)
8913ゼクス (1529▼ 500) 9609ベンチャーリ ( 14▼ 1)
5606旭テック ( 22▼ 2) 1814大末建設 ( 34▼ 2)
■主な値上がり銘柄(東2):
6772東京コスモス電( 115△ 10) 6775東和メックス ( 29△ 2)
6894パルステック ( 85△ 7) 1844大盛工業 ( 15△ 1)
3713ネットマークス(1.63万△1250) 7719テークスG ( 34△ 2)
■主な値上がり銘柄(JAQ):
7748ホロン (1.6万△3400) 6729オンキヨー ( 158△ 14)
9898サハダイヤ ( 7△ 1) 6323ローツェ ( 279△ 22)
5935元旦 ( 395△ 40) 7605フジコーポ ( 304△ 23)
■主な値上がり銘柄(東マ):
2160ジーエヌアイ ( 32△ 5) 3067東京一番フーズ(2.55万△2600)
3827ジャパンイン (4710△ 700) 3843フリービット (38.7万△3.7万)
3753フライトシス (3.67万△4000) 8998SBIライフ (5.7万△5400)
■主な値上がり銘柄(大ヘ):
8462FVキャピ (2.14万△3900) 3836ディーバ (15.2万△1.49万)
7708フォトニクス (1.398万△2330) 3845アイフリーク (4.89万△4400)
4814ネクストウェア(9500△1000) 3034クオール (7.3万△4500)


本日の市況
東京市場、日経平均株価は小幅ながら2日続伸した。前日の米国株高を受けて買いが先行。日経平均は一時8月31日に記録したザラ場の昨年来高値1万767.00円を上抜く1万791.04円まで上昇する場面も見られた。しかし、日経平均のザラ場高値回復で目先の達成感も強まり、その後は上げ幅を大幅に縮小する展開。円高が警戒感をあおったことも利食い売りを助長したようだが、日経平均はプラス圏で取引を終了している。また、終値ベースでは昨年来高値も更新しており、上げ幅を縮小しつつも、日本株の出遅れを意識した展開が続いたといえよう。東証1部の出来高は約21.05億株、売買代金は約1兆4656億円に膨らんだ。東証1部の値上がり銘柄数は792、値下がり銘柄数は715とほぼ拮抗。小型株市場は2部指数が続伸した。JASDAQ平均が8日続伸したが、ヘラクレス指数は8日ぶりに反落した。マザーズ指数も反落。

<4114>日触媒は、燃料電池に用いる電解質を量産と報じられたことが買い手掛かりとなり、続伸(822△11)。<4188>三菱ケミカルHDは、09年10−12月期の好業績観測が報じられ、反発した(398△5)。WTIの上昇を好感し、<1605>国際帝石(72万8000△1万3000)、<1662>石油資源開発(4245△105)といった石油関連が値を上げた。<6665>エルピーダは台湾子会社でチップ生産量を拡大と報じられたことを受けて大幅高で続伸し、昨年来高値を更新(1608△100)。ハイテク系では<6753>シャープ(1187△9)、<6981>村田製作所(大14790△120)が昨年来高値を更新。

<5401>新日鉄(375△3)、<5411>JFEHD(3690△45)、<5713>住友鉱(1418△29)など、鉄鋼や非鉄・金属が堅調。<8591>オリックスは、中国で投資事業を開始との報道が買い手掛かりとなって続伸した(6590△280)。

<9983>ファーストリテイリングは、国内ユニクロ事業の既存店売上高は堅調(前年比11.5%増)だったものの、発表を受けて好材料出尽くしとなり、値を下げた(1万6900▼560)。同じく、既存店売上高が同3.5%増になったと発表した<2685>ポイントも材料出尽くしに(5030▼150)。8000億円の公募増資を実施する方針と報じられた<8316>三井住友FGは値を上げてはいるものの、上げ幅を大幅に縮小している(2653△38)。<8306>三菱UFJFG(452△1)、<8411>みずほFG(164△2)なども上値が重い。円高懸念の台頭を受け、<7203>トヨタ(3805▼85)、<6758>ソニー(2719▼12)など、輸出主力の一角が下げに転じた。<9205>JALは小幅ながら値を上げたものの、先行き不透明感から上値は重い(90△2)。


収益面で“いい話”が増え、攻め口は多彩に

 今年2日目の立会いは前日4日に米国でISM製造業景況指数が3年8カ月ぶりの高水準となったことを受けた米国株高が好感された。日経平均株価やTOPIXなどは日足陰線で竜頭蛇尾といった感はあったものの、基本的には海外の強気の流れが東京市場にも波及する格好に。米国では在庫調整の進展で製造業の受注が拡大したほか、雇用指数についても3カ月連続で改善している。中国の製造業景況指数も上昇し、世界景気の同時浮上期待も浮上してきたようだ。“風が吹けば……”のことわざ通りに、世界に出遅れた日本の景況にも回復の出番が回ってくる環境が整いつつあるとも読める。

 <6301>コマツ(1954△12)などの建機株や「スマートグリッド関連」の<5802>住友電気工業(1213△39)や<6644>大崎電気工業(974△14)などの先行組に加えて、本日は<6103>オークマ(504△11)や<6135>牧野フライス製作所(383△29)などの低位機械株にも循環物色の流れが届いてきたことが印象的であった。この2銘柄はともに今期最終赤字予想だが、設備投資関連も収益面でトンネルを抜ける兆しとなれば、PBR1倍以下に売られ、しかも信用売り残が多く取り組み妙味も備えていることから、本日は反発のバネはあることが証明されたようだ。とはいえ長期チャート的には大底圏を脱するか否かといった低水準にあることに変わりはなく、本格反騰ならば緒についたばかりとの感もある。

 これはバルチック海運指数の反発を好感された大手海運の<9104>商船三井(511△19)などについてもいえることであろう。さらに<4188>三菱ケミカルホールディングス(398△5)の09年10−12月期の連結営業損益が400億円前後の黒字(前年同期は59億円の赤字)になるもようとの一部報道もあった。中国や米国の景気改善もあって銅市況も上昇しており、<5713>住友金属鉱山(1418△29)や<5714>DOWAホールディングス(534△16)なども本日は大幅高に。

 以上のように主力株の周辺で、いわゆる“いい話”が出てきたことが投資マインドを改善させている部分もあろう。変化率という点では、理想買いの局面が現実買いよりも大きいという話も聞く。景気敏感系の低位株志向も感じられる。季節習性としては節分天井も意識されるが、かなり攻め口が多彩となってきた新春相場かもしれない。


Copyright(c)株式会社ゴールデン・チャート社
無断で複写、複製、転載、テープ化、ファイルに落とすことを禁じます。
ご投資の最終決定はご自身の判断でなされるようお願いいたします。