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2010年1月15日
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相場概況
日経平均 10982.10円 (△74.42) TOPIX 966.40 (△7.39)
◎出来高 31.02億株 売買代金 18373.99億円
◎売買単価 592.27円 (△99.22) 単純平均 256.88円 (△0.64)
◎値上がり銘柄数(速報) 795銘柄 (▼374) 値下がり銘柄数(速報) 720銘柄 (△339)
新高値銘柄数(速報) 56銘柄 (△11) 新安値銘柄数(速報) 1銘柄 (▼1)
東証2部指数 2106.52 (△0.56) 日経JQ平均 1192.74 (△2.15)
NYダウ 10710.55ドル (△29.78) ナスダック指数 2316.74 (△8.84)・14日
円相場 91.85円 ・1/14
■出来た株(東1):
9205日本航空JAL 8411みずほFG 8306三菱UFJFG 7211三菱自動車
■主な値上がり銘柄(東1):
1412チャイナボーチ(2.52万△4400) 6941山一電機 ( 316△ 31)
6793山水電気 ( 6△ 1) 8913ゼクス (1540△ 140)
6766宮越商事 ( 603△ 100) 6815ユニデン ( 230△ 20)
主な値上がり銘柄(東1)300円未満:
6793山水電気 ( 6△ 1) 8304あおぞら銀行 ( 128△ 9)
6815ユニデン ( 230△ 20) 7211三菱自動車 ( 144△ 10)
1805飛島建設 ( 27△ 2) 3606レナウン ( 173△ 12)
主な値上がり銘柄(東1)300〜1000円以内:
6766宮越商事 ( 603△ 100) 8804東京建物 ( 392△ 30)
6941山一電機 ( 316△ 31) 8877日本エスリード( 802△ 53)
6926岡谷電機産業 ( 301△ 26) 6298ワイエイシイ ( 703△ 40)
主な値上がり銘柄(東1)1000円以上:
1412チャイナボーチ(2.52万△4400) 8308りそなHD (1108△ 91)
8913ゼクス (1540△ 140) 8924リサパートナー(6.59万△4300)
6779日本電波工業 (1966△ 168) 6981村田製作所 (5180△ 325)
■主な値下がり銘柄(東1):
9205日本航空JAL( 7▼ 1) 9479インプレスHD( 224▼ 14)
9609ベンチャーリ ( 14▼ 1) 4779ソフトブレーン(5880▼ 360)
8571NISグループ( 31▼ 2) 6203豊和工業 ( 53▼ 3)
■主な値上がり銘柄(東2):
9880イノテック ( 457△ 50) 9082大和自動車交通( 257△ 16)
3713ネットマークス(1.686万△1360) 6894パルステック ( 105△ 6)
9824泉州電業 ( 903△ 58) 6356日本ギア工業 ( 350△ 17)
■主な値上がり銘柄(JAQ):
4576デウエスタン研( 246△ 50) 6265妙徳 ( 150△ 18)
3259グローバル住販(6.58万△1.1万) 2673ステイラー ( 88△ 10)
2666オートウェブ ( 294△ 41) 4335IPS (2.25万△2500)
■主な値上がり銘柄(東マ):
9381AIT (17.49万△2.79万) 3727アプリックス (5.6万△6050)
3394NVC (5.31万△7000) 3823アクロディア (8.45万△8400)
6656インスペック (2.25万△2500) 2155カービュー (11.98万△1.08万)
■主な値上がり銘柄(大ヘ):
4347ブロードM ( 146△ 30) 3842ネクストジェン(5.2万△6000)
3043モジュレ (1.049万△1500) 2437シンワアート (2.28万△2480)
4573アールテック (6.4万△7500) 6661OPTEXFA(6.7万△7000)


本日の市況
週末の東京市場、日経平均株価は2日続伸。前日の米国株高や、米インテルの好決算を受けて日経平均は朝方から堅調なスタートを切った。が、一時は週末要因に加え、為替の円高懸念もあって上げ一巡後は伸び悩む傾向を見せる場面も。しかし、先高への期待感は根強く、日経平均は引けにかけて再び上げ幅を広げ、引き続き一昨年10月以来の高値を更新する堅調な値動きとなっている。TOPIXも2日続伸した。東証1部の出来高は約31.02億株、売買代金は約1兆8373億円。東証1部の値上がり銘柄数は795、値下がり銘柄数は720。小型株市場は2部指数、ヘラクレス指数が2日続伸。JASDAQ平均は5日続伸し、マザーズ指数が3日続伸した。

<4911>資生堂は米国の化粧品会社ベアエッセンシャルを買収との発表を好感し、大幅高となっている(2040△98)。インテルの好決算を受け、<7731>ニコン(2055△8)や<6857>アドバンテスト(2555△65)が昨年来高値を更新し、<8035>東エレク(6040△130)が昨年来高値圏まで上昇するなど、半導体関連の一角が堅調。インテル関連として知られる<4062>イビデンがしっかり(3370△10)。ハイテク関連では<6981>村田製作所など、電子部品の一角も値を上げている(大1 5180△325)。

<8031>三井物(1500△37)、<8058>三菱商事(2524△30)といった総合商社の一部が値を上げた。<8306>三菱UFJFG(506△17)、<8316>三井住友FG(3050△152)など、メガバンクが堅調。<3402>東レは10/3期の減益幅が縮小する見込みとの観測が報じられ、続伸した(536△6)。<6141>森精機(大1 1039△4)が切り返しに転じたほか、<6101>ツガミ(301△5)は小幅ながら続伸して昨年来高値を更新。

<6245>ヒラノテクは、リチウムイオン電池向けの電極製造装置を開発と報じられたことが買い手掛かりとなり、急騰(大2 1007△137)。09/12期の配当を前期無配→1円配にするとの発表を好感し、<2191>テラが値を上げた(Jネ 1215△32)。<4576>デウエスタン研は、緑内障向けの新薬候補「プロテインキナーゼ」の基礎研究が終了との発表を好感する格好で大幅高となった(Jネ 246△50S高)

昨日大幅高となった<9984>ソフトバンクだが、本日は利食い売りから上値が重い(2370±0)。経営再建問題で話題の渦中にある<9205>JALは売り買いが交錯(7▼1)。<3087>ドトール日レスは、10/2期予想の下方修正を嫌気し、上場来安値を更新した(1169▼18)。<3236>プロパストは10/5期予想の下方修正を嫌気し、売り気配を切り下げた(JAQ 5420▼1000 S安


日経平均株価のチャートで見たマーケット分析

日経平均株価は先週も昨年来高値を更新する快調な展開が継続。1万1000円絡みの高値圏での推移となった。TOPIXも今年の最高値を更新し、昨年8月31日のザラ場高値987.27ポイントが射程圏に。中国人民銀行は12日に預金準備率の引き上げを発表し、上海総合指数(ハローコード<0469>)など中国株式市場が13日には下落。円高に傾いたこともあり、東京市場も同日にはハイテクや自動車株など外需系銘柄が売られる場面があった。しかし中国の預金準備率の引き上げは織り込んだとばかりに14日には中国市場は反発し、海外の利上げということもあり、円売りの動きもあったことで、東京株式市場は持ち直した。

NT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は14日には11.37倍と、1月4日のピークであった11.63倍から低下傾向が続く。ただし、今次の堅調相場が再びアジアなどの新興国の経済成長を買う相場であることが確認されつつある現状では、今週はTOPIXよりも日経平均株価の強さが発揮される可能性もある。NT倍率は一昨年10月のボトム9.49倍以降、上昇傾向が継続しているが、TOPIXがたびたび優位となりNT倍率が低下するときも、10日間程度で済むことが多い。1月4日から低下傾向が続いたがその10日間程度の日柄が経過したことや、外需系の主力株を買うという流れが改めて表面化してきたことなどもからも、しばらくは日経225種採用銘柄の堅調展開が予想されるところである。

ただし、物色の裾野は広がってきたとの感触も強い。売買単価6日平均(コード<0183>)は12日のピーク652.50円から下落傾向にある。中でも株価3ケタの機械株の復調が目覚しい。11月の工作機械受注額は前年同月比で8.6%減となったが、輸出は19.3%増と18カ月ぶりに増加に転じており、海外での需要拡大をテコとした収益回復に期待感が膨らんできたようだ。<6103>オークマ、<6104>東芝機械、<6113>アマダ、<6135>牧野フライス製作所、<6141>森精機製作所などは先週、大きく続伸している。大発会の週でも機械の上昇には目を見張るものがあったが、先週の大幅続伸で、設備投資関連の本格復権が期待される本年となりそうな気配も感じられる。値がさ株でも先駆していた<6954>ファナックは9000円台で強気の動きを継続している。

これら低位機械株の急騰の背景には信用取り組み妙味を備えた銘柄が多いということも指摘できる。1月8日時点ではオークマは0.22倍、東芝機械は0.29倍、牧野フライスは0.38倍などの低倍率となっており、売り方の買い戻しも株価上昇のエネルギーとなっているものと想像される。

三市場ベースでも12月30日比で信用買い残が増え、売り残が増加している。金額ベースの信用倍率(コード<0408>・週ベース)は1.53倍と約5カ月ぶりの低水準となった。機械株に限らず、市場全体に大発会の週の堅調相場で高値警戒感が台頭し、売り残が増加・買い残が減少という流れとなったと思われる。しかし取り組みが改善したところに買い方の攻勢が勝り、全体相場が踏み上げ傾向となっているとも想像される。外国人投資家は昨年11月末から買い越し基調を継続しており(コード<0487>・週ベース)、昨年12月は1兆3021億円の買い越しと、月次ベースでは昨年7月の1兆101億円を上回る規模に膨れ上がっている。外国人投資家が強気のうちは東京市場も堅調展開が継続する可能性は高そうだ。

また、規模別株価指数では大型株指数(コード<0202>)が昨年8月高値の攻防となっている。一方で小型株指数(コード<0204>)や2部株価指数(コード<0301>)など小型株のインデックスの多くは昨年高値にはまだ距離があり、主力大型株優位の展開が継続しているものと考えられる。ポートフォリオを組むならば、業界トップ級銘柄を軸にすえて、小型株では業績好調でPERやPBRで割安感が顕著なものを脇で固める、といったイメージが妥当と思われる。

以下、株価が比較的堅調で、8日時点の信用倍率が低い主力株を挙げてみよう。<6471>日本精工(0.19倍)、<7270>富士重工業(0.20倍)、<6305>日立建機(0.27倍)、<8035>東京エレクトロン(0.29倍)、<5201>旭硝子(0.31倍)、<7201>日産自動車(0.34倍)、<9531>東京ガス(0.34倍)、<6506>安川電機(0.37倍)、<8058>三菱商事(0.38倍)、<6135>牧野フライス製作所(0.39倍)、<8801>三井不動産(0.41倍)、<7267>ホンダ(0.43倍)、<5406>神戸製鋼所(0.48倍)、<4114>日本触媒(0.49倍)、<7751>キヤノン(0.50倍)、<5803>フジクラ(0.51倍)、<8591>オリックス(0.51倍)、<7762>シチズンホールディングス(0.51倍)、<5405>住友金属工業(0.55倍)、<8001>伊藤忠商事(0.56倍)、<6976>太陽誘電(0.60倍)、<4902>コニカミノルタホールディングス(0.61倍)。

<6503>三菱電機(0.61倍)、<8031>三井物産(0.63倍)、<6902>デンソー(0.63倍)、<6758>ソニー(0.65倍)、<3402>東レ(0.66倍)、<8015>豊田通商(0.67倍)、<6326>クボタ(0.67倍)、<7203>トヨタ自動車(0.70倍)、<8830>住友不動産(0.71倍)、<2503>キリンホールディングス(0.71倍)、<6753>シャープ(0.71倍)、<5401>新日本製鉄(0.73倍)、<8766>東京海上ホールディングス(0.77倍)、<6302>住友重機械工業(0.79倍)、<7262>ダイハツ工業(0.82倍)、<6113>アマダ(0.83倍)、<6921>東光電気(0.85倍)、<8002>丸紅(0.87倍)、<8802>三菱地所(0.90倍)、<5214>日本電気硝子(0.91倍)、<6988>日東電工(0.95倍)、<6952>カシオ計算機(0.95倍)、<4182>三菱ガス化学(0.96倍)、<6301>コマツ(0.96倍)……等々が挙げられる。

今週は18日(月)が祝日で米国株式市場は休場となる。同じく米国では20日(水)に12月の住宅着工件数が、21日(木)には北米BBレシオが発表される。米国の消費やハイテク企業の動向などが確認されそうだ。また、IBM、ゼロックス、グーグル、マクドナルドなどに加えて、シティグループ、バンクオブアメリカ、モルガン・スタンレーなどの金融株の決算が発表予定となっている。米国の経済指標や企業決算を市場が好感するようであれば、今週も底堅い東京マーケットが期待できそうだ。
(S.F)

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