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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価はかろうじて3日続伸した。寄り付きの日経平均株価は1万231.78円、終値は1万178.32円(△9.80)。前日のNYダウが大幅高で2日続伸したことなどから、日本株も輸出関連を中心に買いが先行。日経平均は一時1万200円台半ばまで上昇し、ザラ場ベースでは5月18日以来の高値圏で推移する場面も見られた。ただ、買いが一巡すると短期的な過熱感が意識されたほか、週末による手控えや、米国での雇用統計の発表を控えていることもあり、上値の重い展開に。引けにかけて上げ幅を縮小したものの、日経平均はかろうじてプラス圏を維持して取り引きを終えた。 TOPIXも小幅ながら3日続伸。東証1部の出来高は約15.61億株、売買代金は約1兆1639億円。東証1部の値上がり銘柄数は914、値下がり銘柄数は547。小型株指数は、2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数がそれぞれ値を上げた。 上場廃止を前提にMBOを実施すると発表した<9448>インボイス(1480△113)は、買付価格(1株1500円)にサヤ寄せする形で急伸した。<4569>キョーリン製薬(1410△60)に対し<4555>沢井製薬(6820▼190)が、経営統合への買収提案を行うと発表。キョーリン株はこれらが材料視されたようで、大幅高となっている。10/10通期の利益予想を上方修正した<4996>クミアイ化学工業(285△14)のほか、10/11中間期見通しを増額した<3398>クスリのアオキ(東2 840△13)は、それぞれ買いが先行。<3811>ビットアイル(Jス 8万6800△4300)は、第1四半期の大幅な増収・増益決算を発表し、好感されたようだ。11月の月次受注高が前年同月比45.1%増と2カ月連続のプラスとなった<1878>大東建託(5320△70)は、足元の好業績から堅調な値動きに。また、<5108>ブリヂストン(1654△12)、<6954>ファナック(1万2550△160)などは、年初来高値を連日で更新した。<8053>住友商事(1161△12)などの総合商社や、<8316>三井住友FG(2629△19)といった金融主力の一角などがしっかり。 第3四半期の大幅な経常減益決算を発表した<2738>バルス(8万6400▼300)が軟調。<9983>ファーストリテ(1万2990▼400)は、11月の国内ユニクロ事業の既存店売上高が前年同月比14.5%減になったと発表し、嫌気売りが先行した。また、<2670>ABCマート(2851▼37)の11月の既存店売上高が同6.1%減となったほか、<9412>スカパーJ(2万8940▼20)の契約純増数が5カ月連続の純減となったことから、それぞれ軟調に。<6665>エルピーダ(913▼21)は4日続落した。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は12月1日の米国株式の大幅反発や1ドル=84円台前半への円安などを好感して、翌2日には9月以降の最高値を更新。TOPIXも同様に11月の高値を突破してきた。欧州の金融危機回避の動きや中国株式市場の底堅い動きも、東京市場の強気相場の背景となった。 海外要因が好転したことが堅調相場のエネルギーとなっているため、TOPIXよりも日経平均株価の方が優位な動きとなるのは自然なこと。NT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は11倍台半ばで再び上昇傾向となってきた。また、低下が続いてきた売買単価6日平均(コード<0183>)も26日の安値651.90円で底入れし、値がさ株志向に転換した可能性を示唆している。この指標の昨年後半からのピーク圏は750円前後であり、そこまではハイテクや自動車など外需系の値がさ株が相場をけん引する可能性も高そうだ。 1部市場の小型株指数(コード<0204>)も26週移動平均線絡みまで反発し、出遅れた分を取り戻す快調な値動きとなってきた。東証2部株価指数(コード<0301>)やJASDAQ平均株価(コード<0801>)も出遅れ修正の動きが目立っている。しかし、値がさハイテクや自動車主力株の比重が高い日経平均株価の好パフォーマンスを超えることは難しいだろう。外国人投資家のターゲットとなりやすい側面や、国際展開力の強さといった観点から、日経平均採用の業界トップ級銘柄、それも比較的、高収益のものを買い進んでいくことが正攻法とみたい。 ちなみに日経平均株価の1年(12カ月)移動平均値は11月末時点で9919.95円であり、1万円大台回復でここを明確に上放れてくる気配となっている。TOPIXの1年移動平均値は878.84ポイントで、こちらも重要な攻防となっている。日経平均株価の週足GCVは鋭角的な上昇ではなく、緩やかにプラス圏を昇っているが、現在は6%程度と過熱圏にはまだまだといったところ。より短期の日足GCVは11月下旬から調整期に入っていたが、マイナス圏には低落せずに反発の兆しとなっている。これは「強気持続」の典型的なサインでもある。短期勝負と割り切っても、この日足GCVが上昇鈍化の兆しを見せるまでは強気で臨めそうな今週のマーケットか。11月末に陰転した三本新値足も2日には陽転している。 三市場ベースの信用買い残は株数(コード<0403>・週ベース)でも金額(コード<0406>・週ベース)でも11月19日をボトムに増加に転じてきた。ともに6月下旬のピークから減少傾向が続いたため、水準としてはまだ低い。むしろ、先高観を抱く投資家が増えてきたと解釈すべきだろう。信用倍率も下げ止まってきたが水準は低く、本格的な株価の反発はこれから佳境を迎えると想像できる信用需給の状況である。これから個人投資家も本格的に市場に復帰してくると考えられそうだ。そこで利益を確定するというシナリオがベストだろう。 以下、比較的信用倍率が低く(それほど高くない)、主に外需系で、日経225種採用の業界トップ級銘柄を列挙してみよう。<1928>積水ハウス、<1963>日揮、<2503>キリンビール、<3405>クラレ、<3407>旭化成、<4188>三菱ケミカルHD、<4543>テルモ、<4689>ヤフー、<5108>ブリヂストン、<5631>日本製鋼所、<5711>三菱マテリアル、<6301>コマツ、<6302>住友重機械工業、<6305>日立建機、<6367>ダイキン工業、<6473>ジェイテクト、<6503>三菱電機、<6758>ソニー、<6857>アドバンテスト、<6954>ファナック、<7012>川崎重工業、<7201>日産自動車、<7202>いすゞ自動車、<7203>トヨタ自動車、<7267>ホンダ、<7269>スズキ、<7731>ニコン、<7733>オリンパス、<7751>キヤノン、<8001>伊藤忠商事、<8002>丸紅、<8015>豊田通商、<8031>三井物産、<8035>東京エレクトロン、<8058>三菱商事、<8801>三井不動産、<8802>三菱地所、<9104>商船三井、<9433>KDDI、<9984>ソフトバンク……等々がけん引役となる相場となれば、マーケット全体への波及効果も期待できそうだ。 今週は国内では8日(水)に10月の機械受注が、9日(木)に7−9月期のGDP2次速報が発表される。10日(金)には4927ポーラ・オルビスホールディングスが東証1部に上場する。 (S.F) |
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