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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は大幅安で2日続落した。寄り付きの日経平均株価は9327.25円、終値は9202.45円(▼163.58)。前日のNYダウが続落したことや、円高・ドル安に進んだことなどが嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行した。また、来週に米国連邦公開市場委員会(FOMC)の開催などを控えて様子見ムードが広がったほか、9月の鉱工業生産指数(速報値)が市場予想を下回ったことなども、売りを誘う材料となったようだ。日経平均は小安く寄り付いた後、先物へのまとまった売り注文が確認されると、その後は下げ幅を拡大。一時は180円超下げ、9月15日以来となる9200円台を割り込む場面も見られた。日経平均は後場に入ってからも軟調な値動きが継続した。TOPIXも5日続落。東証1部の出来高は約21.51億株、売買代金は約1兆4862億円。東証1部の値上がり銘柄数は580、値下がり銘柄数は992。小型株指数は、2部指数、JASDAQ平均が値を下げた一方、マザーズ指数が小幅ながら値を上げた。 11/3通期の見通しを上方修正した<3401>帝人(298△18)、<6501>日立製作所(364△14)のほか、<6503>三菱電機(755△24)、<6301>コマツ(1972△35)、<7262>ダイハツ(1088△36)など、それぞれ好材料から買いが先行。<4348>インフォコム(Jス 8万4600△8400)も、11/3通期の業績予想を増額し、大幅高で3日ぶりに急反発した。500万株(発行済み株式の2.43%)・15億円を上限とする自社株取得を発表した<8609>岡三証券G(261△3)は、一時266円まで買い進まれるなど、堅調な値動きで2日続伸。 10/9中間期決算で大幅減収・経常赤字転落が確認された<7974>任天堂(大1 2万850▼440)は、足元の厳しい業績を受けて売りが先行。<3328>ネットプライス(東マ 3万4950▼1600)は前10/9期の大幅減益決算と併せ、今11/9期営業益の連続減益見通しを発表し、反落した。<5333>日本ガイシ(1219▼322)は10/9中間期の好決算を発表した一方で、11/3通期見通しを下方修正したことが嫌気され、急落している。11/3通期の業績予想を減額修正した<6701>NEC(224▼5)のほか、<6753>シャープ(795▼49)など、失望感からそれぞれ大幅安に。一方、10/9中間期の好決算を発表した<9984>ソフトバンク(2590▼55)や、<6762>TDK(4595▼165)に加え、11/3通期見通しを増額修正した<6971>京セラ(8030▼300)や、<9020>JR東日本(4975▼55)などは、それぞれ好材料の出尽くし感から、売りに沈む展開となっている。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は8月31日の年初来安値8824.06円(終値ベース・以下同)を示現後、大まかには下値切り上げ型の底堅い動きに転換。ただし、底堅いとはいっても、1万円大台を割ってきた2年移動平均線が上値抵抗としても意識されるところ。目先的には25日移動平均線が割ってきた9500円回復もおぼつかないのが現実だ。方向感がはっきりしない10月相場であったのも事実。 もちろん急速な円高進行で、全体市場の上値が重くなるのは致し方ないところ。それでもNT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は11倍台半ばと、今年の最高値圏にある。国際優良株の比率が高い日経平均株価の方が、銀行株などの影響度が高いTOPIXよりも強気展開にあるわけだ。円高にもかかわらず国際優良株が強いということは、急速な経済成長を遂げるアジア諸国などで利益をあげることができる国際優良株への期待が依然として大きいということを暗示しているのだろう。 東証1部の規模別株価指数を比較しても注目されるポイントがある。小型株指数(コード<0204>)は10月に入って年初来安値を更新したが、大型株指数(コード<0202>)は9月1日に年初来安値を示現して以降は、安値圏とはいえ保ち合い相場を継続しており、対照的な動きとなっている。ということはこの点でも、円高の逆風が強くとも、世界的尺度で利益を拡大できる主力大型株が相対的には優位という総論が導かれそうだ。もちろん、各論としては、デフレ抵抗力の強い内需系の高成長株や、輸入主体の専門商社などにも妙味はあろうが。 日経225種採用銘柄を対象に、株価が13週移動平均線とのカイ離率が大きい銘柄をランキングしてみると(10月26日終値時点)、同じ225種採用銘柄でも、好調組と不調組がわかる。好調組に賭けるならいわゆる順張り、不調組ならば逆張りということになる。基本は好調組のアヤ押し狙いがリスクの少ない戦略と思われるが、不調組も環境が変われば大きく反発する可能性があるグループとして無視はできないだろう。 では、カイ離率の高い銘柄群からいくつか個別にコメントしてみよう。内需株では<8801>三井不動産や<8802>三菱地所など大手不動産が堅調だ。都心での地価の下げ渋りや大型マンション建設など、期待要因を評価する相場展開か。10月14日高値を突破できるかどうかが注目点。資源関連も強い。アジア諸国の経済成長などで非鉄金属需要は息の長いものとなる可能性もある。<5713>住友金属鉱山、<5714>DOWAホールディングス、<5541>大平洋金属、<5711>三菱マテリアルなどの非鉄金属主力株に加えて、石油元売りの<5020>JXホールディングス、プラント工事の<1963>日揮や総合商社の<8031>三井物産なども資源関連として快調な株価展開にある。<8015>豊田通商はレアアース関連として注目される。こちらもアヤ押し形成中のものが多いが、日足GCVなどで下げ止まるポイントを見極めたいグループだろう。 また、資源の周辺の銘柄ともいえるトラック大手の<7202>いすゞ自動車や建機トップの<6301>コマツなども円高にもかかわらず堅調相場が続いている。その他では、電線業界トップの<5802>住友電気工業、通期経常益見通しなどを増額修正している<3405>クラレなども順張り候補として期待できそうだ。 反対に弱気銘柄では、通期業績予想を増額した<5202>日本板硝子、<9104>商船三井、<9602>東宝など、広告関連で増収を目指す<4689>ヤフー、電子辞書の売り上げが好調な<6952>カシオ計算機などが逆張り候補として注目できそうだ。 先週も指摘したことだが、25日ベースの騰落レシオ(コード<0188>)が70%台に低落しており、全体の地合いは弱い。新安値銘柄数(コード<0187>)も10月に入っては100銘柄を割る日は数少なく、連日のように高水準である。増額修正発表の翌日に高値寄りして、材料出尽くしとばかりに日足陰線で終わる銘柄も少なくない。まさに“資金の逃げ足は速い”という地合いである。 今週も中間決算が多数発表される。すべてというわけではないが、好決算発表が材料出尽くしとなり、売られる銘柄は少なくない。そんな観点でも難しい地合いといえる。米国では1日(月)にISM製造業指数が発表、2日(火)からFOMCが開催される、5日(金)には雇用統計が発表される。これらを受けて米国株式と為替市場がどのような反応となるかで、東京市場も方向感が出てくる可能性がある。国内では3日(水)は文化の日で東京市場は休場となる。 (S.F) |
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