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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は反発した。寄り付きの日経平均株価は9440.52円、終値は9404.23円(△34.88)。前日発表された米国のGDPや、9月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)など、米国における経済指標の改善が相次いで確認されたほか、円高の一服も好感され、輸出関連の一角に買い戻しが先行。また、朝方に発表された国内における8月の全国消費者物価指数や、8月の完全失業率が、事前の市場予想通りとなったことも、安心感を誘ったようだ。日経平均は堅調に寄り付いた後、一時は上げ幅を前日比100円超にまで拡大する場面も見られた。ただ、週末であることや、来週に日銀金融政策決定会合を控えていることもあり、買い一巡後は伸び悩む展開となり、結局小幅高で取引を終えている。TOPIXはほぼ横ばいながら小反発。東証1部の出来高は約20.90億株、売買代金は約1兆3264億円。東証1部の値上がり銘柄数は525、値下がり銘柄数は996。小型株指数は、2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数がそれぞれ値を下げた。 10/8中間期決算において、増収・2ケタ増益で着地した<8227>しまむら(8010△260)は、足元の好業績が確認され買いが先行。11/3通期見通しを上方修正した<6460>セガサミーHD(1295△19)は反発。<3050>DCMHD(423△26)は、250万株(発行済み株式の1.62%)・20億円を上限とする自社株取得を発表し、大幅高に。10/9中間期に、140億円程度の営業黒字(前年同期は195億円の赤字)を確保しそうだと一部から報じられた<7731>ニコン(1574△26)は、3日続伸した。ドイツ証券による目標株価の引き上げ(「1700円」→「2000円」)を好感し、<4508>田辺三菱(1406△46)が値を上げた。<8801>三井不(1460△52)、<8802>三菱地所(1402△44)といった不動産主力も高い。 モルガン・スタンレーMUFG証券による格下げ(「イコールウエート」→「アンダーウエート」)を受けた<8411>みずほFG(119▼3)など、メガバンク軒並み年初来安値を更新。ただ、<8316>三井住友FG(2449△17)や、<8306>三菱UFJFG(392△3)は下げ渋った。<2685>ポイント(3090▼700S安)は11/2通期見通しを減額修正し、失望感から大幅安に。公募増資などで最大約237億円の資金調達を発表した<9003>相鉄HD(335▼35)は、株式価値の希薄化懸念から大幅安に。10/9中間期予想の下方修正を受け、<5410>合同製鉄(170▼8)が急落した。一方<7611>ハイデイ日高(1123▼22)は、11/2通期の利益予想を上方修正したものの、好材料の出尽くし感から、売りに押される展開となっている。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 9月の日経平均株価は月足陽線となり、8月の“猛暑相場”の陰線から何とか切り返した。下旬には中国の尖閣諸島での攻撃的態度と、それに対する日本政府当局によるまずい対応という、日本人には精神的に非常に悪い大事件が勃発した。ただ、それに先立つ9月15日には政府・日銀による円売り介入で東京外為市場では1ドル=82円台から85円台への円安が進行したことや、米国に加えて、インドやインドネシアなどのアジアの株式市場が堅調展開となったこともあり、9月1日のザラ場安値8796.45円からは堅調相場に転換した。 ただし、9700−9800円の価格帯は7月の高値圏であることや、円ドル相場が再び円高傾向となったことに加えて、対中国との関係が緊張の度合いを高めていることもあって、一本調子に上値を追うという可能性はあまり高くはないと考えるべきか。 ちなみに月足陽線で、1990年からの勝敗分けをすると、9月は5勝16敗となった。2000年からは3勝8敗である。幾分、勝率が上がった。続く10月は、昨年時点で10勝10敗と5勝5敗と、ともに五分である。ただし、季節習性としては、07年以降、10月相場、もしくは秋相場はほぼ惨敗が続いている。日経平均株価は終値で07年11月に1万4837円、08年は10月に7162円、09年11月に9081円の安値を示現してきた。10−11月は我慢の局面という季節習性が感じられる。現在のチャートは今年6月下旬以降、8000円から9000円台での保ち合い相場というムードもある。東京市場を取り巻く環境を考慮すると、このレンジでのボックスが続く公算が最も大きそうだ。 ボックス相場となると、市場内では循環物色という流れが想定される。具体的なイメージとしては、好材料に瞬時に反応しても、すぐに戻り売りに押され、反対に優良株の悪材料出現ではボックスの下限で捉える突っ込み狙いのチャンスとなる……といったイメージである。言うは易し、であるが、これが難しい投資行動であることは賢明なる読者におかれては百もご承知であろう。具体的には突っ込み安で25日移動平均線とのマイナスかい離が10%以上に拡大し、日足陽線となって下げ渋るようなポイントで拾い、短期反発狙いに徹するというスタンスなどが有効ではないか。すなわち、あまり欲張らないという戦略である。そして秋相場の後に保ち合いを上放れるか、あるいは全面安でのアク抜けを経た後、来年度の業績期待を読み込む強気相場が到来するかもしれない。 また、10月は9月中間期決算の発表を抜きには考えられない。個別銘柄の強弱はこの決算数値が最大要因となろう。また、決算発表前に見通しを増額・減額する銘柄が多く出現しつつある。その見通しの数字は、9月中間期の確定値にかなり近いものとなるため、そこでいったんの材料出尽くしも考えられ、発表直後の買いには要警戒。だが、好決算が見込まれる銘柄などは先回りして仕込んでおくのもいいだろう。11/3通期予想も増額してくる銘柄などは、株価もかなりの好パフォーマンスとなる可能性がある。ただし、これが成功しても、短期狙いと割り切った方が現時点ではリスクは小さくなりそうだ。 ここからはテーマや業績面で期待できる銘柄を挙げてみよう。今次の中国とのトラブルで日本企業が懸念した大きなポイントはレアアース(希土類)の対日輸出の差し止めであった。マーケットでも関連候補を探る動きが台頭している。脱レアアースの関連銘柄としては、本日1日の20時頃までに更新される予定のGC HELLO会員情報「今週の特集」などをチェックしていただきたい。その他では、建機、鉄道関連、復活の兆しが出てきた半導体関連などが外需系では注目できるところか。銘柄をチェックしたい場合は前記した「今週の特集」コーナーで詳述している。 さらに、この円高傾向にあっては内需系銘柄に目を向けざるを得ないという部分は大きい。たとえば12月年度末一括で20円配見通しの<3302>帝国繊維も円高メリット銘柄。株価は400円台で堅調な動きとなってきたが、年末にかけて配当取り人気となる可能性の高い銘柄として注目したい。 小型では半導体商社の<9913>日邦産業(JAQ)は半導体関連商社だが、PERやPBRが割安で株価低位の好業績見通し銘柄。乾燥果実の輸入などで円高メリットを享受する<8079>正栄食品工業(東2)は強気相場となってきたが、それでもPERは10倍割れ。円高定着となればかなりの増額も期待できそうな10月本決算銘柄である。以上のように内需系では、収益の裏づけある中小型株を狙うという作戦も一策とみたい。 5日(火)にはディスカウント食品スーパーを展開する<2791>大黒天物産(東2)の第1四半期決算が発表予定で、高値保ち合いが続く同社株の動向には注目したい。その他、7日(木)には<3382>セブン&アイホールディングスなど小売り業の銘柄の8月中間決算が多く発表される。 米国では8日(金)に雇用統計が発表される。中国では1−7日が国慶節で休場。8日からの再開となるが、中国のナショナリズムの行方も気にはなるところである。 (S.F) |
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