![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| OptiCast トップ 2009年12月4日 ライブラリはこちら |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
■相場概況 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■出来た株(東1): |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
■本日の市況 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
週末の東京市場、日経平均株価は5日続伸。日経平均は昨日の余勢を駆って1万円大台を回復する堅調なスタートを切った。しかし、同水準が心理的なフシ目として意識されていることもあり、上げ一巡後は一時マイナス圏に沈む場面も見られた。米雇用統計を控えて様子見ムードが強いことも上値の重さを演出しているようだ。平均株価は1万円近辺でのもみ合いとなったが、大引けは1万円台をキープして取引を終了した。TOPIXももみ合いから5日続伸。東証1部の出来高は約23.18億株、売買代金は約1兆5101億円。値上がり銘柄数は523、値下がり銘柄数は1037。小型株市場は2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数が5日続伸。 <6773>パイオニアは、中国家電量販店大手との提携が買い手掛かりとなり、2日続伸(275△7)。<8880>飯田産業は09/10中間期見通しの上方修正を好感し、一時1708円まで急騰した(1613△99)。<9101>郵船(275△16)、<9104>商船三井(501△4)といった海運主力が堅調。経営再建問題に揺れる<9205>JALは、終値で11月17日以来の100円大台を回復している(100△8)。 <3811>ビットアイルは2500株(発行済み株式の1.48%)・2億円を上限とする自社株買いを好感し、大幅高(大へ 5万8000△5000S高)。<2356>TCBホールディングスは、<2159>フルスピード(東2 4万1500▼1500)を割当先として第三者割当増資を実施し、1億円程度を調達するとの発表を好感し、急伸(東マ 5万5000△5000S高)。 <8564>武富士は、貸し付けをほとんど停止していると報じられたことが売り手掛かりとなり、3日続落(386▼40)。<8131>ミツウロコは蓄電池併設型の風力発電所の開発を開始と報じられたことが買い手掛かりとなり上昇したが、利食い売りから引けにかけて下げに転じた(647▼3)。10/4期見通しの下方修正を嫌気し、<3843>フリービットは大幅安で反落した(東マ 31万7000▼2万2000)。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は12月3日、25日移動平均線を回復。これは10月28日の終値で割り込んで以来の浮上となった。1日に三本新値足が陽転した流れが、強気のサインを発していた。三本新値足は10月27日に陰転して以来の強気への転換であった。大まかには、厳しかった11月相場から、堅調な12月相場の幕が開いたとの感が強い。 25日ベースの騰落レシオ(ハローコード<0188>)も11月27日に57.6%のボトムから反発。50%台まで低下したのは昨年10月以来のことであり、年に1度の拾い場であった可能性も。50%台のボトムからは過去10年以上を顧みると鋭角的に反発したことが多く、こんな視点からも説得力のある反発となっている。11月は月足陰線で、1990年以降の日経平均株価の月足陰陽線による勝敗は10勝10敗のタイとなった。そして12月は昨年時点で12勝7敗と勝率が上がってくる。こう着の秋相場を経て、“底入れの準備態勢となる師走相場入り”という戦略も成り立ちそうだ。そんな経験則からは、ここから仕込んでおけば、2月上旬の季節習性ともいえる“節分天井”で売却するという方針も考えられる。 今次の相場の反発では、製造業系の景気敏感株の健闘が目立つ。これまでのヒーロー銘柄は<9983>ファーストリテイリングや<9936>王将フードサービス(大1)に代表されるデフレ・メリットとも呼ぶべき銘柄群であったのはご承知の通り。まだまだ国内のデフレ経済は続くだろうが、株式はアジアからの引き合いが強い鉄鋼や半導体関連などを見直す動きが顕著となっている。為替も1ドル=84円台までの急騰で、ひとまずの到達感が台頭しつつあり、いまだに80円台と円高水準にはあるが、円高小休止を評価して製造業セクターを買う流れが大きくなりつつあるのは、先週の最大のポイントであったといえよう。 <5401>新日本製鉄、<5411>JFEホールディングス、<5405>住友金属工業などの大手高炉に加え、電炉トップの<5423>東京製鉄は信用倍率が0.52倍と取り組み妙味もあって、株価も堅調展開に。鋼材や合成樹脂など素材の在庫が減少傾向にあることも、鉄鋼、そして化学株を買い戻す動きの背景となっているもよう。<3401>帝人、<3402>東レ、<4188>三菱ケミカルホールディングス、そして<4061>電気化学工業など、低位の化学大手にも逆張りの買いが入ってきた。 ハイテクや自動車など、より為替動向に敏感なセクターでも急反発銘柄が続出した。<8035>東京エレクトロンは09年10−12月期の半導体製造装置などの受注高が予想以上の水準となる見通しを好感して大幅高となった。日本での需要は弱いが、韓国や台湾の半導体メーカーからの引き合いが強いということであり、やはり元気なアジア市場が株価反発の背景にはある。<4043>トクヤマ、<4063>信越化学工業、<5384>フジミインコーポレーテッド、<6146>ディスコ、<6857>アドバンテスト、<7731>ニコン、<7735>大日本スクリーン製造などが半導体関連として注目されよう。 自動車株も<7203>トヨタ自動車は10月の戻り高値3670円を突破し、3500円前後での低迷から脱却する構えに。<7267>ホンダ、<7201>日産自動車などは8月の高値が射程圏となってきたようだ。日産自動車の信用倍率は0.99倍と売り・買いが拮抗している。 自動車株がしっかりしてくると、自動車部品メーカー以外でも、かなり多くの製造業に影響が波及してくる。<4613>関西ペイントなどの塗料株、<5108>ブリヂストンをはじめとするタイヤ株、<5201>旭硝子などのガラス株、<5802>住友電気工業などの電線株、鉄鋼に加えて<5701>日本軽金属などのアルミ株、<6103>オークマなどの機械株、<6473>ジェイテクトなどのベアリング株、商社では<8015>豊田通商ということになろう。理想買いの域は出ないのかもしれないが、自動車株が強い間は様々な製造業で買い戻しの動きが継続する可能性はあろう。 こちらも理想買いの候補ということになるが、PBR1倍を割り込んでいる<9101>日本郵船、<9104>商船三井、<9107>川崎汽船など、海運大手の逆張りという作戦も考えられそうだ。アジア経済などの成長が、この業界への“神風”となる公算もあろう。また、金価格の上昇継続から、<5713>住友金属鉱山や<7456>松田産業もポートフォリオから外せないところ。エネルギー資源に強い<8058>三菱商事は先週、年初来高値を更新してきた。非鉄金属では<5714>DOWAホールディングスや<5541>大平洋金属なども面白いところか。 弊社が独自に算出した、過去3年間での株価データで円安時に株価が上昇傾向となる主な銘柄群は、自動車マフラー最大手の<7241>フタバ産業、<7261>マツダ、<6773>パイオニア、<6665>エルピーダメモリ、<5214>日本電気硝子、<6333>帝国電機製作所、<6305>日立建機、<6755>富士通ゼネラル……等が挙げられる。反対に円高局面で株価が上昇する傾向の強い主な銘柄は、<3715>ドワンゴ、<4714>リソー教育、<9843>ニトリ、<9543>静岡ガス、<8173>上新電機……などである。 また、2部やJASDAQなどの小型株市場では増額の経歴があり、しかもPERで割安な銘柄が少なくない。好業績・割安株の宝庫に見える局面でもある。短期値幅取り狙いのスタンスで小型株を仕掛けてみるのも一策だろう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Copyright(c)株式会社ゴールデン・チャート社 無断で複写、複製、転載、テープ化、ファイルに落とすことを禁じます。 ご投資の最終決定はご自身の判断でなされるようお願いいたします。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||