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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は小幅ながら反落した。前日の米国株高などを受け、朝方は底堅いスタートとなったものの、これまでの急騰を受けた利食い売りが優勢となったようだ。クリスマス休暇で海外勢の動きも鈍く、その後の日経平均は小幅安圏での安値もみ合いとなっている。後場に入ってからも状況は変わらず、日経平均は1万500円付近でこう着。動意に乏しい値動きが続いた。TOPIXも反落。東証1部の出来高は約12.44億株、売買代金は約8179億円と、いずれも大発会を除き今年最低に。値上がり銘柄数は568、値下がり銘柄数は946。小型株市場は2部指数が5日続伸、JASDAQ平均、ヘラクレス指数が3日続伸。マザーズ指数が続伸。 <6113>アマダは主力機の受注底入れ観測が報じられ、3日続伸(590△21)。<3117>興和紡績はMBOに伴うTOB(1株=630円)を好感し、買い気配を切り上げた(大1 392△80S高)。<2914>JTは、大和証券SMBCによる格上げ(「3」→「2」)を好感し、ザラ場の年初来高値を更新した(32万9000△5000)。10/1期の分配金が1口7万8500円(従来予想1万3800円)になるとの見通しを受け、<8957>東急リアル・エステート投資法人が急騰(東証 48万9000△5万S高)。事業再生ADRの成立を引き続き好感し、<8515>アイフルが7日続伸(139△3)。 <3765>ガンホーは10/12期予想の好業績観測が報じられ、急騰した(大へ 18万4000△3万S高)。本日ジャスダックに新規上場した<3268>一建設は、公募価格と同じ2300円の初値を付けた(JAQ 2630円 初値2300円 公募価格2300円)。ロプロとスポンサー契約を締結との発表を受け、<8508>Jトラストが値を上げた(大2 246△9)。 <7630>壱番屋は10/5期予想の下方修正を嫌気し、急落した(2125▼35)。<6758>ソニー(2675▼10)、<7203>トヨタ(3850▼40)など、輸出株主力の一角が安い。<4343>イオンファンタジーは09年3−11月期の軟調な決算を受け、続落した(976▼17)。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は米国株式市場の堅調展開や円安傾向などを背景に1万円大台で底堅い動きが継続している。12月22日には1万378.03円の高値引けで、10月26日のザラ場高値1万397.69円を突破し、24日には1万500円台を回復。新展開入りの可能性を示唆してきた。短期トレンドでは25日移動平均線に続いて、75日移動平均線も突破・上放れている。中期的にも11月27日(金)の週に13週移動平均線と26週移動平均線がデッドクロスとなったものの、12月からの急反発でこの2つの中期線を突破し、この2つの移動平均線は下落せずに横にはってきた。26週移動平均線はほぼ1万円の水準でやや上向く兆しも見せており、1万円大台は下値サポートとなりそうな態勢に。 モメンタムでも、12週GCVは11月末のボトムから順調に上昇を継続しており、中立の0%ライン絡みまで浮上。より短期の日足GCVは10%接近からプラス圏でひとまず天井を打ったが、株価は高値を追っており、ここでは日足GCVのプラス圏の維持をもって強気継続のサインと読むべきだろう。五本新値足も22日には10月下旬以来の陽転となった。今年の最高値である8月31日のザラ場高値1万767.00円も射程圏となりつつある。25日ベースの騰落レシオ(コード<0188>)も中立の100%を9月1日以来の回復に。 一方、TOPIXも堅調な値動きとなっているが、10月高値突破には出遅れている。NT倍率は(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は11倍台半ばまで上昇し、2000年4年以来、9年8カ月ぶりの高水準となった。明らかに日経225種採用銘柄が優位な動きにある。これは時価総額の大きい大手銀行株のもたつきという要因もあろうが、やはり円安傾向(コード<0320>)でハイテクや自動車関連銘柄が強い動きとなったことが日経平均株価優位の展開につながっている。 円ドル相場は1ドル=91円台後半まで円安が進行し、10月27日安値92.33円が意識される展開に。このフシ処を超えることができるかが目先の注目点となるが、均衡表では“雲”を円安傾向に抜けており、もう一段の円安があっても不自然ではないところ。円相場と極めて連動性が高い日経平均株価であり、円相場の動向がマーケットを大きく決定づけることになる。しかし、23日発表の米国経済指標は11月の個人消費支出が好調であったのに対して、新築住宅販売件数は前月比11.3%減少と、まだら模様となっており、米国景気の判断は微妙なところ。ただ、1ドル=90円台を維持できればハイテクや自動車関連の新年1−3月期の利益改善期待も持たれることであろうから、全体相場は底堅い展開も想定される。 外国人投資家も日本株見直しの動きに出てきたようだ。11月30日−12月4日の週では6081億円の買い越しと、週ベースでは今年最高の買い越し額となった(コード<0487>・週ベース)。朝の寄り前の外資系証券も買い越しの日が多くなっている。クリスマス休暇で商いは細ってきたが、外国人投資家が師走相場で日本株に対して強気になったのは大きな転換点となった。世界の株式市場から出遅れた東京マーケットだが、その分、海外から見れば出遅れ感が顕著な市場に見えてきたのではないか? 新年もこの流れが継続することに期待したい。 売買単価6日平均(コード<0183>)は21日には616.50円まで下落。日経平均株価の直近のアヤ押しポイントは10日安値9834.22円であり、そこからの反発相場の原動力は低位株にあったと考えられる。<5401>新日本製鉄や<5411>JFEホールディングスなど鉄鋼大手のリバウンドには目覚しいものがある。10月の粗鋼生産が前年同期比で14.5%増となったことが反発の手掛かりに。JEFホールディングスは株価の上昇とともに信用売り残が増え、信用倍率は0.46倍と取り組み妙味を増しながらの株価上昇となっており、信用需給面でも興味深いところ。 また、その他、活躍グループでは半導体や液晶関連の値動きが力強い。<6502>東芝などが半導体の増産投資を拡大との一部報道から、半導体製造装置の<8035>東京エレクトロンや<7731>ニコンなども軽い値動きとなってきた。液晶テレビ需要の拡大から<6988>日東電工や<5214>日本電気硝子は先週、年初来高値を更新。設備投資関連だが、海外で自動車業界向けのロボットなどが好調な<6954>ファナックも今年の最高値を更新。ファナックの快調さを見ると、今期赤字見通しで株価は低位に放置されている設備投資関連の機械株なども、来年は収益底入れを歓迎する相場が期待できるセクターとみたい。 小型株には好業績でありながらPERやPBRで割安水準の銘柄が多数ある。それは東証1部市場の平均PER(コード<0170>)が30倍台半ばであるのに対して、JASDAQ市場の平均PER(コード<0169>)が19倍程度にとどまっていることに象徴される。円高一服で収益環境が改善する銘柄も小型株市場には多いだろう。そうなれば小型株の方が業績の変化率は高くなり、株価も水準訂正に向かうものが多数出てくる可能性がある。投資マインドの好転で、出遅れた好業績・割安の多くの小型株が“宝の山”に見える新年相場となれば、水準訂正を果たす銘柄も多く輩出されそうだ。PER10倍以下の増収増益銘柄などをポートフォリオに組み込んでおくのも一策だろう。 今週はいよいよ30日の大納会(今年から通常通り午後3時までの立会い)に向けて、立会い3日間の今年の最終週となる。掉尾の一振があった12月相場といえそうだが、来週は28日(月)に鉱工業生産(11月速報)や毎月勤労統計(11月速報)、そして商業販売統計(11月速報)などが発表される。中でも景気の現状を確認するうえで鉱工業生産に注目が集まりそうだ。米国では29日(火)にS&Pケースシラー住宅価格指数(10月)、そして30日(水)にはシカゴ購買部協会景気指数が発表の予定にある。25日(金)は米国ではクリスマスで株式市場は休場である。 (S.F) |
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