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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は4日続伸した。前日の米国株高を好感し、堅調に推移している。SQ通過で目先の不透明要因の一つが後退したことも追い風になったようだ。また、ファーストリテイリングなど、好業績株の一角が堅調に推移していることもマーケットの雰囲気を明るくした側面もある。さらに、為替がやや円安方向に振れたほか、中国株高も買い安心感を助長し、日経平均は引けにかけて一段高となった。また、平均株価は終値で1万円大台を回復し、10月1日−2日にかけて空けた窓を埋め戻した。なお、寄り付き前に発表された機械受注統計(8月、船舶・電力を除く民需)は市場予想を下回る前月比0.5%増にとどまったが、影響は限定的。TOPIXも4日続伸している。東証1部の出来高は約20.93億株、売買代金は約1兆5929億円。値上がり銘柄数は1018、値下がり銘柄数は528。小型株市場では2部指数が反発し、マザーズ指数、ヘラクレス指数が4日続伸した。JASDAQ平均は3日続伸。 <9983>ファーストリテイリングは10/8期の好調な業績見通しを好感し反発した(1万3200△260)。10/3期見通しの上方修正を発表した<6676>メルコが大幅高(1920△238)。09/9中間期予想の上方修正を好感し、<6737>ナナオに買いが先行(2120△75)。10/3期の好業績観測が一部で報じられ、<6146>ディスコが4日続伸(5820△170)。<6971>京セラ(7990△210)、<8035>東エレク(5710△270)、<7203>トヨタ自(3520△20)など、輸出株の主力が堅調。<2651>ローソンは堅調な09/8中間決算を好感し、反発した(3980△70)。10/3期見通しを上方修正した<6265>妙徳が急騰(JAQ 156△33)。10/2通期最終利益予想の上方修正を好感し、<2337>アセットマネHDが大幅高で反発(大ヘ 9110△1000S高)。 前日の米国市場で金価格が最高値を更新したことを受け、<5713>住友鉱(1564△34)が買われたほか、09/9好業績観測が報じられたこともあり、<5714>DOWAHD(580△26)も高い。シリコン原料増産報道も追い風となり、<4063>信越化学が4日続伸(5410△100)。モルガン・スタンレーによる格上げ(「イコールウエート」→「オーバーウエート」)を好感し、<4689>ヤフーが急騰(2万9870△2110)。三井住友銀行から10億円の資金調達を行ったとの発表を好感し、<8892>日本エスコンが大幅高(JAQ 7370△1000)。 <4452>花王は安全性が議論の的になっている「エコナ」関連製品について、特定保健用食品の失効届けを提出したことを嫌気し、売りに押された(2140▼45)。<7518>ネットワンは09/9中間期予想の下方修正を嫌気し、2日続落(12万9500▼1200)。<9501>東電(2270▼15)、<9020>JR東日本(5990▼80)などディフェンシブの一角がさえない。09/9中間期見通しの下方修正を発表した<1802>大林組は上値が重い(369▼1)。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は10月1日に終値で1万円大台を割り込んだ後も上値の重い展開が続き、底練りの展開となった。週末2日には13週移動平均線に続いて26週線も割り込み、そこから下放れるか否かの重要なポイントに差し掛かっている。通常、中期上昇トレンドの構築過程でたびたび13週線を割ることはあるが、26週線が下値サポートとなることが多い。しかし26週線まで割り込むと、反対に中期下降トレンドへの転換を確認するサインとなることが多い。 ちなみにTOPIXは2日の週で26週線を完全に割り込み、7月安値852.42ポイントの下値攻防となっている。日経平均株価よりもTOPIXの劣勢が目立つ今次の下落相場である。ただし、NT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)は9月29日のピーク11.17倍から低下傾向にあり、仮に軟調相場が続くとすれば、今度は日経平均採用の225銘柄の弱さが目立つ相場となる可能性もありそうだ。円高・ドル安が日経平均構成の国際優良株の低迷継続要因となろう。 また、三市場ベースでの信用取組みを見ても楽観できるものではない。10月2日時点の三市場ベースでの信用倍率は株数ベースで2.59倍まで上昇(コード<0405>・週ベース)。4月3日のボトム1.14倍から取組みの悪化が続いている。金額ベース(コード<0408>・週ベース)も1.99倍まで上昇と、いずれも今年の最高値を記録した。株数でも金額でも、全体株価の下落とともに売り残が減少し、買い残が増加したことによる信用倍率の拡大である。株価下落でナンピンの買いが入り、ますます投資家の評価損が拡大するという悪循環に陥っている可能性がある。これは主に1部市場のことではあるが、追い証発生により2部などの小型株市場にも換金売りが出ていることであろうから、小型株も無関係というわけにはいかない。信用需給の悪化が全体相場の重しとなっているわけだ。 また、三市場の信用倍率は前記の通り株数で2.59倍、金額で1.99倍と、株数ベースの方が取組みの悪化は強いと見てとれる。これは低位株に信用買いが増えていると想像される数字であり、総じて低位大型株の上値の方がより重くなってくるとも想像されるところ。1部市場の信用倍率が高まった低位銘柄の、いわゆる“値惚れ買い”は総じて避けた方が無難とも思われる。 東証1部市場のGCタイミング・インデックスは10月2日時点で弱気銘柄数が975まで急増と、中期指標でも弱気が鮮明になっている。このインデックスのボトム圏は弱気銘柄1400前後で、現在はまだ中途半端なポジション。今しばらくは底入れを待ちたいところ。また、日経平均株価の今年のザラ場での最高値は8月31日であった。2部株価指数やJASDAQ平均株価も同日である。そこからの日柄はまだわずかに1カ月少々にすぎない。8月31日を起点に考えれば、半年後の高値期日はおよそ来年の2月末日から3月初頭ということになる。その1カ月前からいわゆる“期日向かい”が意識されるとしても、押し目買いは1月あたりまでは我慢すべきとの考え方もできる。 以上のような相場環境から、ここはじっくりと銘柄選択をすべきところと考えたい。乗るとすれば、秀でた業績や材料を備えた銘柄にマトを絞るところか。売られ過ぎからのリバウンドも、信用倍率が拡大した銘柄などは超短期狙いと割り切るのがセオリーかもしれない。 現在は、金価格上昇から<5713>住友金属鉱山や<7456>松田産業などの金・貴金属関連、ハイテクは<6502>東芝、<6594>日本電産(大1)など、食品関連では<2212>山崎製パンや、同社の傘下で再建中の<2211>不二家、食品商社の<7451>菱食など、円高効果で<3861>王子製紙や<3893>日本製紙グループ本社など紙・パルプのトップ級、受注が好調な<1963>日揮や<6330>東洋エンジニアリングなどのプラント関連、世界経済の拡大継続という観点から<6301>コマツ、<6305>日立建機などの建機大手や<8031>三井物産や<8058>三菱商事などの総合商社、「アイフォーン」の成長性が期待される<9984>ソフトバンク……等々が主力株としては踏ん張っているグループであろう。一方で<7203>トヨタ自動車などは株価下落とともに信用買い残が膨らみ、しばらくは戻り売りが妥当と思われる。 小型株市場ではディスカウントストアを展開する<2791>大黒天物産(東2)、円高メリットが大きいトウモロコシでんぷんでトップの<2892>日本食品化工(東2)、自動車用排ガス浄化触媒を手掛ける<4082>第一稀元素化学工業(東2)等々には引き続き注目したい。 そろそろ中間期決算発表も増えてくるが、火曜日から立会いが始まる今週は、14日(水)に外食チェーンの<3387>クリエイト・レストランツ(東マ・中間期)、太陽電池関連の<6255>エヌ・ピー・シー(東マ・本決算)、鉄道関連として注目される<6505>東洋電機製造(第1四半期)など、15日(木)には太陽電池関連でもある<5310>東洋炭素(第1四半期)、7月に通期利益予想を増額済みの<9602>東宝(中間期)などの数字が注目されそうだ。 また、9日から再開された中国株式市場の動向も、為替や米国株式市場と同様に、連休中には注目しておきたい。 |
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