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■相場概況 |
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■出来た株(東1): |
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■本日の市況 |
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週末の東京市場、日経平均株価は反発した。前日の米国株高や、為替が円安基調にあることも追い風となり、朝方から買いが先行する展開となっている。しかし、投資家の様子見姿勢も強く、上げ一巡後はもみ合いとなり、日経平均の上値は限定的。週末要因からそもそも見送りムードが強まりやすいうえ、9月中間決算の本格化を控えていることが一段と投資家の様子見を助長しているようだ。後場に入り上げ幅を広げる場面も見られたが上昇は継続せず、引けにかけてジリジリと上げ幅を縮小して取引を終了した。TOPIXは下げに転じ、続落した。東証1部の出来高は約19.91億株、売買代金は約1兆4063億円。値上がり銘柄数は566、値下がり銘柄数は957。小型株市場では2部指数、マザーズ指数が反発。JASDAQ平均が5日続伸し、ヘラクレス指数が続伸。 <8035>東京エレクトロンは09/9中間期見通しの上方修正を好感し、買いが先行した(5700△60)。このほか、09/9中間期予想を上方修正した<4612>日本ペイント(507△53)、<1925>大和ハウス(1004△36)、<7003>三井造(240△10)、<3231>野村不HD(1591△8)、<8815>東急不(405△13)、<4208>宇部興産(245△8)などが値を上げた。09/12期予想の上方修正が買い手掛かりとなり、<4151>協和発酵キリンが値を上げた(1104△35)。<6301>コマツ(1852△23)、<6305>日立建機(2335△70)、<9983>ファーストリテイリング(1万5520△110)、<9984>ソフトバンク(2190△35)などが年初来高値を更新。 09/9通期予想を上方修正した<2370>メディネット(東マ 1万7860△2000S高)、<2497>ngiグループ(東マ 3万1050△2390)、<2464>ビジネス・ブレークスルー(東マ 4万7500△2900)が値を上げた。本日JASDAQ・NEOに新規上場した<4576>デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は公募価格290円に対し、315円の初値を付け、その後も堅調に推移している(JAQ・NEO 395円 初値315円 公募価格290円)。 銀行団の一部が減資を要求しているとの報道を嫌気する格好で、<9205>JALは後場に入り売りが優勢となっている(114▼8)。<8595>ジャフコは09/9中間期の最終赤字転落を嫌気し、3日続落した(2635▼105)。10/3期予想の赤字転落予想を嫌気し、<6222>島精機が大幅安で反落した(大11887▼77)。<4565>そーせいは、10/3期予想の下方修正を嫌気し、反落した(東マ 12万8500▼2万S安)。 日経平均株価のチャートで見たマーケット分析 日経平均株価は10月5日の安値9674.49円(終値ベース)時点では26週移動平均線を割り込んでしまったが、その後、反発に転じ13週線回復からさらに26週線絡みまで反発と、V字型ともいえるスピード調整になるかと思われた。しかしTOPIXはまだ13週線の回復には至っておらず、日経225種銘柄の優位性が際立っている。この日経平均優位の動きはNT倍率(日経平均株価÷TOPIX・ハローコード<0139>)が16日に11.38倍と約10年ぶりの水準まで上昇したことと符合する。よって、総体としては225種採用銘柄が優位との感は拭えない。 円高進行とはいっても、中国など経済成長が目覚しいアジア諸国で活躍できる実力を保持する国際優良銘柄が相対的に強い動きとなっていると想像される。「強い225採用銘柄」をポートフォリオの軸に置いておくことは現時点では重要なことであろう。 ただし短期的には、日経平均株価は25日線と75日線よりも上位にあるとはいえ、25日線は75日線とデッドクロスとなっており、4月のゴールデンクロスからの強気の流れに変調の兆しがあることは警戒ポイント。デッドクロス時には通常、株価が移動平均線より下方にあることが多いため、今回はやや特異なパターンともいえるが、デッドクロスしつつある1万100円絡みを割り込んでくると、セオリー通りに厳しさが増す展開となる可能性も。ここでの下値攻防には注目したい。 一方で、TOPIXはセオリー通りに10月上旬には早々と25日線と75日線がデッドクロス。先週は下降に転じている25日線を突破する場面もあったが、押し戻されるなど、デッドクロスが効いているとの感は強い。また順調にリバウンドが続いてきた25日ベースの騰落レシオ(コード<0188>)は20日の88.1%を戻りのピークに反落の構えとなっている。より短期の10日ベースのレシオ(コード<0172>)は21日に140.7%まで急上昇となったが、今次の反発も一段落という兆しが見える。いずれにしても深い調整となるか、あるいはスピード調整で終わるのかの見通しは難しいが、中期指標であるGCタイミング・インデックス(コード<0305>・週ベース)は16日時点には弱気1292銘柄で、この数年は1600銘柄台がボトムとなったことが多かっただけに、この指標も、もう一段の下値模索の可能性を示唆しているようだ。 また、短期モメンタムである日足GCVは日経平均株価、TOPIXともに10月6日安値からの反発相場も一巡か?と思わせる高水準に至っており、日足GCVの過熱感払拭も待たれるところだろう。今週は総体としては「待ち」が妥当なタイミングとなるかもしれない。そんな不安定な地合いで今週の10月最終週を迎えることになる。 全体のトレンドやモメンタムが弱含みの環境にあっては、個別狙いということになろう。不況色が強い内需系でも、「勝ち組」は強い動きにある。<9984>ソフトバンクは携帯電話の累計契約数の増加基調が継続中。多機能携帯電話「新iPhone(アイフォーン)」も好調。株価は先週、年初来高値を更新。信用倍率は1.3倍程度と取り組みもさほど悪くはない。週足GCVは0%ライン絡みで反発の兆しと、モメンタムは強気持続を示唆している。同じく225種採用銘柄でソフトバンク傘下の<4689>ヤフーもIT新時代の先端を行く企業として注目できよう。 外需株では引き続き<6301>コマツ、<6305>日立建機、そして<6302>住友重機械工業などの建機大手が強い動きとなっている。米キャタピラー社の好決算が建機株への追い風を証明したとも考えられよう。小型モーターの<6594>日本電産(大1)は先週、イタリアの家電用モーター大手を買収し、これが好感され株価は年初来高値を更新した。さすが“永守流”といったところだが、世界を見据えた同社の戦略を買う相場はしばらく続くとみたい。アヤ押し狙い候補として注視したい。 現時点では、ブラジルがリオ五輪もテコに、高い経済成長を遂げつつあり、民主党政権下の日本経済も、新興大国の発展動向が最大のカギとなることには変わりないだろう。<1605>国際石油開発帝石や<5713>住友金属鉱山のようなエネルギーや非鉄金属セクターの銘柄も世界の資源争奪戦にあって、優位なポジションを確保しそうだ。中国株式市場の影響力も日増しに強くなっており、同国市場が上値を追い続ければ、東京市場も底堅い展開となる可能性もあろう。 また、今週から本格的な中間決算発表の局面となってくる。先週も多数、業績修正が発表されたが、これらは中間期業績の正式な発表前の予想修正の銘柄が多かった。予想修正はかなり進んでいるが、正式な発表はこれからピークを迎える。通期見通しを増額する銘柄が少なくないと思われ、そんな銘柄を仕掛けておくというのも一策だろう(決算発表予定一覧参照)。ただし、発表直後に直近の高値をつける銘柄は少なくない。発表後に買うとすれば、急騰後の上げ一服局面を狙うのが無難か。また、うまい具合に仕掛けておいた銘柄が好決算から上昇したら、弱い地合いにあっては素早い利食いで逃げるのが妥当かもしれない。 今週の経済指標のスケジュールとしては、国内では29日(木)に鉱工業生産が、30日(金)に有効求人倍率、消費者物価指数、住宅着工件数などが発表される。米国では27日(火)にS&Pケースシラー住宅価格指数が、29日(木)に7−9月期のGDP速報が、週末30日にはシカゴ購買部協会景気指数や個人所得・支出などが発表される。また米国でも、29日にはモトローラ、P&G、エクソンモービルなど、30日にはサンマイクロシステムズなどが決算発表の予定であり、米国株式市場もこれらに反応して大きく反応する可能性がある。 (S.F) |
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