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RSIの基本的な見方は、70以上は買われ過ぎ、30以下は売られ過ぎと判断し、逆張りの目安として利用します |
■RSI RSIはJ・ウェルズ・ワイルダー(Welles Wilder)氏により開発された人気のあるオシレータで、市場価格の乖離を示すモーメンタム・ラインを0から100の領域内で表示し、市場の強さや弱さの傾向を表します。それまでのオシレーター分析では、価格の急激な変動に対しモーメンタムが歪むといった欠点をRSIは解決しています。 RSIの計算式は以下の通りです。 |
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Xの値(日数)を変えることでオシレーターの感度を変化させることが出来ます。ワイルダー氏は、当初14日平均を採用しましたが、9日平均を使うものが増えました。9日間平均のRSIは14日平均のRSIに比べ振幅が大きくなり、感度は高まっています。短期平均に変えることで感度は高まり、長期平均に変えると緩やかなものになります。 RSIは価格のモメンタムを数値化し、終値の変化のみによって決まります。一般的に「相対的な強さ」の概念は、個別銘柄の価格をTOPIX株価指数等の広範な市場指数で割った比率を求め、その比率により個別銘柄のマーケットに対する相対的なパフォーマンスを知ることで求めますが、RSI(相対力指数)は、名前こそ相対力ですが、一般的概念と共通するところが全く無くありません。RSIは1系列(1銘柄、1指数)の直近の価格により重みを置いた速度といえます。 RSIは0−30%のボトム水準から反発してきたときが「買い」となり、反対に70−100%のポーク水準から版落してきたときが「売り」のタイミングとなります。ただ、上昇トレンドが続いたときや、下降トレンドが続いたときは上限の100%に張り付いたり、下限の0%に張り付いたりしますから、その有効性が低下します。 |
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