7-2.P&Fのパターン分析解釈例
P&Fは、前述の様にパターン分析、トレンド分析、カウンティング分析の三つを総合的に判断するわけですが、入門編として、ここではパターン分析の主な解釈例をご紹介します。

まず、初めに注意したいのは、普段使われている天井圏での名称としてのトップがP&Fでは逆に底値圏で登場し、ボトムという底値圏の名称が天井圏で登場することです。一般的に相場の流れは、いくつもの保ち合い圏が重なり、それがトレンドとなって展開していくわけですが、P&Fではそのパターンを分類し、その形から株価の放れのタイミングを捉えようとするテクニックです。つまり、底値圏で上放れのトップを見つけるか、天井圏で下放れのボトムを見つけるかというわけです。

パターン分析はP&Fの基本ですが、いわゆるダマシの保ち合い放れにごまかされないようにトレンド分析を合わせて使います。いくつかの方式がありますが、いずれにせよトレンドラインの考え方は一般のチャートと同じです。


(1)ダブルトップ型、(2)ダブルボトム型
直近の×印が2行前の×印をひとつ上回れば、ダブルトップ型の買い信号。ダブルボトム型はこの逆。
(3)強気信号型、(4)弱気信号型
買い信号の発信局面はダブルトップ型と同じだが、底値が切り上がっているのが特徴。弱気信号型はこの逆。


(5)トリプルトップ型、(6)トリプルボトム型
直近の×印が2行前、5行前の×印をひとつ上回れば、トリプルトップ型の買い信号。戻り売りの供給を新規買いの需要が上回って先高評価が強い。トリプルボトム型はこの逆。
(7)強気の三角保ち合い型、(8)弱気の三角保ち合い型
株価が上がってくると戻り売り、下がってくると押し目買いと、攻防が続いて次第に高値・安値が接近し、その強弱拮抗点からの上放れが強気の三角保ち合い、下放れが弱気の三角保ち合い。


(9)広義のトリプルトップ型、(10)広義のトリプルボトム型
非常に幅の広いワイド・スプレッド型。縦軸の行数は6本以上でもよい。いくつかの高値を抜いてきただけに長期的にこの勢いにはついていくところ。ボトム割れはこの逆。
(11)混合型の強気、(12)混合型の弱気
混合型の強気は強気信号型とトリプルトップ型の合成パターン。弱気はその逆でいずれも信頼度が高い。



注)GCハロートレンドマスターで描写するP&Fチャートでは、買いサイン及び売りサインは表示しません。
(13)強気のカタパルト、(14)弱気のカタパルト
トリプルトップで上昇した後、7枠以内で一旦反落し、、その後直前の高値を上回る型。飛行機の艦上発射台(カタパルト)を思わせる形でトリプルトップの買いに続く第二弾の買い乗せ。弱気はこの逆。
(15)逆転上昇型、(16)逆転下落型
当初は完全な弱気信号連発。高値・安値ともに切り下げる下降トレンドにあったが、何らかの材料によって株価が急反発し、直前の戻り高値を上回る型。弱気はこの逆。



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