その6 カギ足
これまでベーシックなチャートの見方について解説してきましたが、今回から非時系列チャートやオシレーター系指標など、各種テクニカル指標について解説してみましょう。まず始めに「カギ足」から。

6-1.非時系列ケイ線─カギ足
通常、株価チャートは時間の経過とともに新たに描き加える日足、週足、月足などが一般的で、移動平均線も13週や26週のように時間の観念に基づいています。

これに対して、株価の変動に時間の観念を持ち込まない一次元的なケイ線があります。時間よりも値幅そのものの変動に着目した「新値足」や「ポイント・アンド・フィギュア」といったものです。

その中の一つである「カギ足」は別名「値幅足」とも呼ばれ、値幅の騰落を1本の線の屈折で示したものです。一定幅もしくは一定率以上の株価の変動からトレンドを予測するもので、前者を「定額カギ足」、後者を「定率カギ足」といいます。

カギ足は、株価の変動方向がわかりやすい反面、値幅を大きく取った場合などは、かなり変動が進んだ後でないとわからないといった遅行性の欠点があります。


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