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株の値段はなぜ上下するの? |
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<企業価値の尺度>
株式1株の値段のことを簡潔に株価と言います。
株価は、投資家達がその会社の価値をどう評価しているかということをあらわしています。会社がすでに発行した株式の数を発行済み株式数といいますが、株価と発行済み株式数を掛け合わせれば、その会社の価値そのものになります。ある会社の株価が800円だとして、発行済み株式数が1億株ならば、その会社の価値は全体で800億円になります。
このように考えますと、株式市場というのは、会社全体の価値を発行済み株式数で均等割りして売買している市場だということになります。よって、株価は、その会社の収益力や成長性に基づいて大きく変動することになります。皆さんも大きな収益力を持つ会社を目の前にすれば、高い値段を付けたくなるでしょう。また、現在の利益が小さくても、将来大きく成長しそうな会社なら高い値段が付きます。一種の青田買いです。また、景気の波によっても株価は変動します。景気が良くなると株価は上昇しやすくなります。
<将来の不確実性による変動>
そもそも、会社の成長性を予想したり、景気を先読みしたりすることは非常に難しいことです。つまり、人によって見方がさまざまに異なるわけです。その結果、ある会社の株価についても人々が異なった評価をするようになります。例えば、ある銘柄についてAさんは800円でも安いと思って買い、反対にBさんは800円でも高いと思って売ります。Aさんのような強気の投資家が多ければ株価は上昇するでしょうし、Bさんのような弱気の投資家が多ければ株価は下落するでしょう。こうして売買が交錯する結果、株価は上下していくわけです。
<心理的要因による変動>
株式投資をさらに難しくする理由は他にもあります。自分は本音ではその銘柄を良いと思っていなくても、他の多くの投資家が後で買ってくるだろうから先回りして買っておこうという人々も出てきます。こうなると、会社の成長性や景気だけでなく、お互いに他の投資家がどう動くかということまで予想しないといけなくなってしまいます。その結果、株式市場にはさまざまな思惑やうわさが飛び交うようになり、株価はますます乱高下するようになるわけです。
上手に株式投資を行うためには、会社の収益力や成長性を冷静に分析したり、これから先の景気について予想したりすることはもちろんのこと、株式投資に参加している人々の心理状態も感じ取っていく必要があります。
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