そもそも株式投資って何?
 株主になるとどうなるの?
 株にはどんな種類があるの?
 株式市場って何?
 銘柄(コード)って何?
  
 注文やその後の手続きは?
 売買手数料って何?
 株の値段はなぜ上下するの?
 株式分割って何?
10 株価指数って何?
  
11 信用取引って何?
12 投資尺度が大切!
13 モメンタムが大切!


株価指数って何?  
前ページへ 次ページへ

<代表的な株価指数>

 株価指数は、株式市場全体の趨勢がどうなっているのかを見るために算出・発表されている数字です。日本の代表的な株価指数には日経平均とTOPIXがあります。米国の代表的な株価指数にはダウ・ジョーンズ工業株平均(通称ニューヨーク・ダウ)とS&P500があります。証券会社の店頭に置かれている株価ボードを見れば、日経平均やTOPIXの数字が点滅しながら時々刻々と動いているのがわかります。朝夕のニュース等でも報道されています。

 日経平均は日本の代表的な225銘柄の株価の単純平均に基づいて算出されています。また、TOPIXは東証1部市場に上場されている全銘柄の時価総額を指数化したものです。




<新しい株価指数>

 日本経済の構造がサービス化や規制緩和によって急速に変化している事実を考えると、日経平均に採用されている225銘柄のなかにはオールド・ファッションな会社が多すぎるとよく言われきました。ある意味で、日経平均は日本の株式動向を正しく反映してこなかった可能性があります。そこで、日経平均に代わる株価指数として、日経300やコア30のような新しい株価指数が作られました。また、必ずしも新しい株価指数ではありませんが、日経500種平均によって株式相場の趨勢を判断する人々も多くいます。なお、日経平均については2000年4月に30銘柄の大幅な入れ替えを実施しました。この入れ替えによって日経平均も新しい産業構造を反映した株価指数へと変貌しましたが、225銘柄中の30銘柄という入れ替えがあまりに急激であったため、株価指数としての連続性がなくなってしまいました。この問題は後々まで影響を及ぼす可能性があります。



<基本的な利用法>

 日経平均やTOPIXが上昇し続けているときは、株式相場は全般的に強いと言えます。これらの株価指数が上昇し続けているのにある銘柄の株価が上昇していないとすれば、その銘柄は何か特殊な悪材料を抱えている可能性があります。また、ある銘柄の株価が株価指数よりも勢いよく上昇し続けていれば、その銘柄は上昇相場の核となっています。つまり、相場全体をリードしているわけです。

  逆に、日経平均やTOPIXが下落し続けているときは、株式相場は全般的に弱いと言えます。また、株価指数が低下し続けているなかで、特にある銘柄の下落スピードが急であれば、その銘柄は市場全体の足を引っぱっていると言えます。

 このように株価指数の数字をみることで、さまざまなことが判断できるようになります。



<指数先物とオープン型投信>

 また、先物と呼ばれる金融商品によって株価指数自体を売買することもできます。日経平均の先物は大阪証券取引所に、TOPIXの先物は東京証券取引所に上場されています。ただし、株価指数先物の額面価値はたとえ1枚でも千万円単位の金額になるので、個人投資家が取引することは困難です。しかし、オープン型投資信託には先物を小口化した商品があり、これらを売買すれば先物を売買したのと同じような効果を得ることができます。「どの銘柄を選べば良いのかについては確信を持てないが、株式相場は全体的に強くなるはずだ」とか、「株式相場はいっせいに下落するはずだ」と思った場合は、このような投資信託を売買することによって株価指数を取引したのと同じ成果を狙えます。このような投資信託は10万円ぐらいの資金からでも取引できますので、株価指数の売買は個人投資家にとっても十分手の届く範囲にあると言えます。