私たち投資家は、日々動く株価に翻弄されています。上がったら「まだ上がるか？下がったらどうしよう」、いくらか下がったら「ますます下がったら。どうしよう？」という具合に……。リアルタイムに動く株価を一日中見ていると、心臓に悪いものです。９時から３時まで、このまさに「上がった・下がった」が繰り返されます。つまり、ドキドキの連続なのです。心臓にいいわけがありません。そして、このドキドキから早く解放されたくて、せっかく利益があっても、少しのリターンで利食ってしまうというような結果が起こってしまうのです。これでは、せっかくのチャンスを失ってしまいます。
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最適化売買サインの投資は「B（買い）サイン」「S（売り）サイン」を確認したら行動していただくだけです。「Bサイン」点灯で買い、「Sサイン」点灯で売却する―― たったこれだけ、カンタンですね。これなら誰でもできます。
しかし、サインと同時に株価を見てしまったらどうでしょうか。せっかくリターンが得られる売買サインだったのに、ハラハラドキドキしてしまい、サインが点灯する前に「サインはまだ売りとは言ってないけど、まずは確実に取っておこう」なんて、自分勝手な判断を下してしまう可能性があります。もしそこが単なる押し目だったり、急上昇前の一服だった場合、その後に来るリターンを取り損ねてしまいます。つまり、「サインで売買する」と決めた以上、株価を見てご自身の判断を入れてしまってはいけないのです。サインを信じると決めたら、サインにのみ従うという自己規制を自分に強いておきたいのです。
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つまり、最適化売買サインを用いる投資のコツは、ローソク足を見ないことです。サインだけ見て売買を行います。ルールはたったこれだけです。感情や、高度な知識を持つ私たち人間に「従うだけ」というのは、意外に難しいことですが、「スキルレス投資」に必要なノウハウは「従う」ということなのです。みなさんはできますか
(2011/8/19更新)