そもそも高値・安値は、その時にわかるものではありません。「上場来高値更新中」ということは判断がつきます。しかし「今が最高値でこの１分後から株価は急落します」ということは誰にもわかりません。ですから、いくらシステムとはいえ、高値を適切に捉えるのは不可能なのです。であれば、波のように動く株価の低いところで買い、高いところで売るということですね。これを確実に実践すれば、リターンは確保できます。
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最適化売買サインは、サインの点灯が遅めです。売りサインの場合、高値より若干下がったところで、サインが点灯します。買いサインの場合、確実に上がってから点灯することがほとんどです。確かにもう少し早ければ、より多くのリターンを取ることができたかもしれませんね。ですが、それはのちにチャートを見る我々人間の欲というものです。
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繰り返します。将来の株価は誰にもわかりません。その中で確実にリターンを得たいなら、最高値・最安値を狙いにいくという手法ではなく、高値圏・安値圏を狙うことでしょう。確実にリターンを積み重ね、パフォーマンスを上げていくということをしないと、いつまでたっても、株式投資が資産を増やすための行動にはなりません。一か八かだったら、高値・安値狙いでよいでしょう。しかしそれでは外れた時の損失が多すぎます。つまり、資産を減らすというリスクが多いのです。「確実に増やす」なら、「安定的に取る」というのが重要なキーワードになってきます。
(2011/7/15更新)