前回、マーケットに中立な投資を行うには、売買システムの導入や、空売りの実践など、投資手法が変わるということをお話しましたね。郷に入れば郷に従え――。つまり、マーケットに中立な戦略を取るには、それに合った投資手法を用いなければならないということです。
それは、業績をじっくりと分析する成長経済の時代の銘柄分析とは明らかに違います。たとえば、原発事故を受けて、「新しいエネルギー政策が注目されるなら、10年先の産業はどうなるんだろう？」そんな考えをめぐらせる。そうした、シナリオアプローチ型の投資手法はこれからも行われるでしょう。しかし、財政が復興に足をとられ、財政の健全化も進まない状況が、株式市場の暗澹（あんたん）たる停滞を招くことは、想像に難くありません。
成長シナリオに拘泥せず、最適化された売買システムに投資判断をゆだねるなら、売買システムの過去の成績から導かれる有望銘柄を投資対象に選べば良いはずです。更には、たくさんの指標の見方を学習し、分析手法に精通することも必須ではなくなります。ゴールデン・チャート社がご提供する最適化売買サインを用いれば、パフォーマンスの良い銘柄を当然のように投資対象とし、「B（買い）サイン」「S（売り）サイン」に従って売買することになります。この成績が積み重なる状況を手に入れてから、改めて、これからの日本の産業界や経済の復活のシナリオを考えてみるのもいいでしょう。
ゴールデン・チャート社には「GC OPTICAST〜投資で暮らそう〜」というサービスがあります。これを用いれば、パフォーマンスの良い銘柄を選ぶことはもちろん、売買サインを確認することもカンタンにできます。「パフォーマンスの良い銘柄」と一口に言っても、切り口はたくさんあるものです。「短期投資に向いたもの」「中長期投資に向いたもの」など。他にも、「今すぐ買いたい」「パフォーマンスの良い銘柄を狙い、時期をみはからって買いたい」など……。GC OPTICASTであれば、これらの要求をすべて満たすことができます。パフォーマンスを重視する方向けの銘柄リスト、そして「今日買いたい！」という人に向けた銘柄群などをご用意しています。
GC OPTICAST〜投資で暮らそう〜を用いた投資手法は、次回ご紹介しましょう。
(2011/5/20更新)
