5401新日本製鉄の週足チャートをご覧ください。前半は大きく株価が動いているのに対し、後半の動きはなだらかです。株価の起伏が大きい前半に対し、起伏が小さいのが後半です。株価チャートとは、常に動きが同じではありません。例えば、業績が良い時には株価が順調に上昇するも、その後大きく動かないということもあります。一方、9501東京電力のように、平素は安定した収益を得ることができる企業でも、原発事故をきっかけにまるで底なし沼のように株価が大幅に下落してしまう銘柄もあります。このように、株価は常に同じように動かないのです。
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このような株価の動きを最適化売買サインに的確に取り入れるために、半年に２回周期の見直しを行っています。４月と10月に周期の見直しを実施します。その結果、常に最適な株価の動きをGCVが捉えることができるというわけです。少しずつ動いてくる周期を、良く合う周期に再度調整しているのです。
今年も周期の見直しを４月第１週に行いました。GC HELLO TREND MASTER®やGC OPTICAST〜投資で暮らそう〜は、日々最新の情報を更新しているサービスですので、４月４日（月）に実施しました。そして、各種チャート誌は、毎週末発売と発売日が決定されているため、４月９日（土）発売号から反映されることとなりました。このようにサービスにより更新日が異なりますが、ほぼ同一のタイミングで周期の見直しが一斉に行われます。もちろん、GC OPTICAST〜投資で暮らそう〜で見る周期と、チャート誌で見る周期は同じものが表示されています。それぞれのサービスで、最新の周期をご確認ください。
周期の見直しを行うと、周期が変わってしまうものもあれば、変わらないものもあります。周期が変わったものは、株価の動きが変わったと考えられます。一方、変わらない銘柄は、株価の動きが継続して同じような動きをしているということが読み取れます。前回の周期と今回の周期を比較することで、株価の動きがどのような起伏をしているか、その変化の特徴を捉えることが可能になります。最適化売買サインは、経験豊かな投資家でなければ判別できない、それぞれの企業における株価の特徴やその変遷まで、しっかり捉えてくれるのです。とても面白いですね。
(2011/4/8更新)